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重伝建地区の旅


はじめに(自己紹介を兼ねて)

コロナ禍前までは毎月のように四国霊場や西国霊場の巡礼に行っていましたが、以前の勤務先から県外外出自粛を告げられやむなく中断しました。

プロフィールにある通り私はPIXTAという画像の販売サイトでクリエイターをやっていますので、各霊場を中心に写真を撮り歩いてPIXTAにアップしていましたが、それもままならずどうしたものかと思案していました。

巡拝を兼ねての撮り歩きであれば車での移動距離が長く効率的ではないし、また、お寺によっては画像販売サイトでの無断販売はNGというところもあります。
歴史的建造物の好きな私ですが、これ以上、霊場の撮り歩きは難しいと考え、ならば撮影材料は何が良いかと悩んだ結果、重伝建地区に辿り着きました。
ここならば1つのエリアで数多くの写真を撮ることが出来ますし、無断販売NGなんてことも殆どありません。

と、いうわけで、コロナ禍が落ち着く前あたりから在住している岡山県を中心に重伝建地区の撮り歩きを始めました。

重伝建地区とは?

ご存じない方のために、重伝建地区とは「重要伝統的建造物群保存地区」の略称です。

各地で古い町並みが保存されているエリアがあり、全国伝統的建造物群保存地区(略して「伝建地区」)と呼ばれます。

その中でも自治体が保存計画に取り組み、文化庁が特に価値があると認めて選定したエリアを重伝建地区と呼びます。

伝建地区の中から「選ぶ」ので”指定”ではなく”選定”なのです。

昭和50年の文化財保護法改正により重伝建地区制度が発足しました。
以来、現在までに全国で126地区が選定されています。

我が岡山県では、現在、倉敷市倉敷美観地区、津山市城東、津山市城西、高梁市吹屋、矢掛町の宿場町の5地区が選定されています。

残念ながら大都市や都道府県庁所在地の街並みで選定されているエリアはとても少ないのです。
太平洋戦争下での空襲、経済成長に伴う再開発で古い町並みが消えていったためです。
因みに都道府県庁所在地で選定されているエリアは、金沢市(4地区)、名古屋市、大津市、京都市(4地区)、神戸市、長崎市(2地区)のわずか6都市です。
京都市はさすが古都ですが、京都市と並んで4地区の金沢市は素晴らしいですね。
奈良市が含まれていないのは意外ですし、ちょっと残念な気がします。
なお、長野市にも選定されているエリアがありますが平成の大合併で編入された戸隠村なので市街地ではありません。

こうして選定されたエリアは税制の優遇を受け街並みの保全活動を行っています。
各エリアによって様々な街おこしが行われ、古民家でショップやカフェなどが営業し、若い人の移住や定住を促しています。

私は126地区のうちまだほんの数カ所しか回れていませんが、訪れたエリアを追々紹介して行きたいと思います。

でも、もう少し補足説明しますのでその二をご覧下さい。


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