できることと、できないこと
今までやってきた経験から想像できる目安の時間に最近ズレが生じることが多くなってきました。
例えば、何かをしながら他の何かも同時進行で進めることが難しくなったり、想定外に時間がかかったりすること。
そんな時は気を取り直して、ひとつのことに集中してみます。
そうすると、同時にいくつものことができていた時には見えなかった、ひとつのことに丁寧に気持ちを向けることが実は質の高い結果を生み出せるようになることに気がつくようになりました。
同時進行だと、どうしてもそれぞれのことがらを、雑にあしらってしまっていたようです。
いくつもやれていたのだとしても、どれにも身が入っていなくて、心もこもっていなかった。
たとえ以前よりも時間がかかっても、慌てずにゆっくりとやれば気持ちの満足度は高くなります。
誰かを思ってすることにも精一杯の心を込める。
無理に焦る必要はないのです。
いついつまでに、アレをする、コレをする…と自分を追い詰めるのではなく、無理のない納期を自分が決めていく。
時間に追われるのではなく時間を追っていくように
主導権は自分が握る。
手早くできなくなったことに失望するのではなく、できることと、できないことの境界線を見極めて、できないことなら、どうすればできるようになるのかを考えてみる。
経年劣化ではなく、今まで積んできた経験を存分に活かしていく。
どんなことでも、学びたい気持ちさえあれば、いつでも誰でもスタートは切れる。
だから、「今だ…!」って思えるタイミングで自分に「よ〜い、ドン!」…って声をかけてみよう。
洋裁も、まだまだ技術を学びたい。
読書も、もっとたくさんの本で知見を深めたい。
家事も、工夫を重ねてより良く暮らしたい。
目の前の世界は、学びたいことで溢れている。
だから、今日よりも明日、そしてその先の日々をより良くするために、学ぶことを諦めてはいけない。
諦めさえしなければ、いつの日か、できないことはできることになっていくのだと思います。
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