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ニュージーランドは公式に春になりました

9月1日になると、「Official start of spring(公式な春の始まり)」という言い方を目にするのが毎年、おもしろいなあと思います。日本人としては、季節の訪れというのは、ちょっとずつ、少しずつ気配が感じられていくのを楽しむような季節感があるように思うのだけれど、こちらでは9月になると「きっぱりと春が来た」という感じがするのです。

庭では、色々な鳥がやってきて、なんだかにぎやかになってきました。ようこそ、私の庭へ。あれこれ草木が茂り、なにかしらの花が咲き、様々な虫やトカゲたちが住んでいるので、鳥たちも居心地が良いようです。

裏庭では
Spotted dove(日本のキジバトによく似ている)のご夫婦が
よく日向ぼっこするようになりました。
「あなた、ここ気に入ったわ」
「気に入ってもらって良かったよ」なんて
会話しているみたい。
今朝は、ツグミが巣作り用の芝をくわえて
忙しそうにしていました
こちらは、近所を犬の散歩中に道端で見かけたカモのご夫婦。
NZに住み始めたころ、
あんまり身近にカモを見かけるので
どこかのペットかと思っていました
今年、我が家の庭に仲間入りしたスイセンが咲き始めました
チューリップも咲いてきました。
チューリップらしいチューリップが見たい気分だったので
今年はオーソドックスな色と形の球根を選択。
温暖なオークランドでは、植え付ける前に球根を数週間冷蔵庫に入れて
花芽をしっかり育てるようにするのがコツです

日本から帰ってきて、なんだか体と心がすっかりくたびれていたみたいで、この2週間は最低限のことしかこなせなかったけれど、庭でちょっとずつ春の準備をしています。すっかり芽生えたバラの皆さんに、肥料をやらなければ。あと、夏に咲く花の種まきもまだ済んでいません。あせらず、のんびり、楽しみながら、やっていくことにしましょう。

おまけのカワセミ。
6月のある昼下がり、バサバサと音がしたと思って顔を上げたら
目の前のイチジクの木に止まっていました。
10年以上この家に住んでいますが
これで2回目です。



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