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Prediabetes(糖尿病なりかけ)と血液検査で分かってしまった…

火曜日にかかりつけ医からメールで、血液検査を受けるようにとの連絡が来たので、水曜日にさっそく、ラボに行ってきました。普段は面倒で、だらだら後回しにしてしまうのですが、なんだか今回は思い立ったら吉日、という気分でした。

ニュージーランドの医療制度では、人間ドッグや健康診断といった仕組みはなく、血液検査や大腸がんなどのそれぞれの検査を何年おきにするかが決まっていて、かかりつけ医が管理しています(費用は通常、無料)。

検査は病院ではなく、最寄りの検査専用のラボに行きます。ラボでは、自分の名前と生年月日を言うと、オンラインで住所とかかりつけ医が確認されます。以前はかかりつけ医からの検査書が必要でしたが、これもいらなくなりました。実家の両親が健康保険証とか診察券とかをしょっちゅう探しているので、日本でもなくなればいいのに、と心から思います。

ラボは、午前中に行くと絶食型のテストの人で混雑しますが、今回は絶食しなくてよいとメールにあったので、午後に行ったら、数人待って、すぐに検査を受けることができました。ちなみに私は、針が刺される様子をじっと見ているタイプです。

そして、なんと、翌日にはかかりつけ医からメールが来ていました。早い! メールに、「Your tests are normal except your blood sugars are raised and you meet criteria for prediabetes. (血糖値が上昇し、糖尿病予備軍の基準を満たしていることを除けば、検査値は正常です。)」とありました。治療の必要がなければ、検査の結果を病院に聞きに行く、ということもありません。今回のメールには、prediabetes(前糖尿病、日本では境界型糖尿病というようです)についてのサイトが紹介されていました。

がーん。prediabetes…。これはいけません。私はずっと中肉中背だし、父親の体質を受け継いでいるとなんとなく思いこんで、毎日、おやつに甘いものやポテトチップなどの糖質を食べていました。しかも、運動が見るのもするのも嫌い。庭いじりと犬の散歩以外に体を動かしていない自信があります!

このままでは、数十年後の自分の姿は、タイムマシンがなくても、現在の母(糖尿病、高血圧、高コレステロール、視力の低下、足の痛みなどなど+認知症)を見れば分かります。

私のかかりつけ医の場合、診察の予約や処方箋の発行依頼、さらに検査結果やこれまでの経歴の閲覧などをすべてオンラインで行うことができます。今回、私のHba1cは、標準限度の40を越えて41になってしまったために警告が出ました(NZでは単位が違っていて、6.0%が42mmol/molに相当するとあった)が、これまでの検査を見直したら、2015年にも40、2022年も40でした。さらに、今回はグルコースも高くなっていました。あと、今回の検査では、コレステロールもちょっと標準を超えていました(注意のコメントがあった)。

私のHba1cの数値
もともと高めだったことが分かります

ということで、さっそく昨日から、家にあったエアロバイクを始め、三時のおやつはやめることにしました。10年後、20年後も元気に過ごせるように、努力する所存です!


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