五等分の花嫁展 大阪会場レポ



「そうだ、五等分の花嫁展に行こう」


思い付きは唐突に。11月初頭、大阪会場での開催が約一週間に差し迫ったその時、私はそう思い至った。


本項は、今年中で丸々一日間取れる最後の休日を花嫁展…………もとい、戦場に出向くことにした兎の物語である。






◇前日譚


私は現在多忙の坩堝の中にいる。と言っても、毎日のように予定が馬鹿みたいに入っているわけではない。

特定の時に100%の出力を出せるように普段から気合を入れる時は120%で身体を使ったり、休めている時でも常に80%くらい出しっ放しにしたり。言うなれば“緩やかなオン”の状態が続いていた。

しかし、それを維持するためだったり、期限に間に合わせるために無数のタスクを実行するための時間を確保するとなると気付けば真夜中だということもザラにある。

故に予定なんて意識しないと空けれなかった。だから、花嫁展に行こうと思い至ったとしても、捻出出来た日付は17日の日曜日だけ、花嫁展開催最終日という開催時間が数時間短いという、タイムアドバンテージ的には一番の損を押し付けられる日だった。

しかも本来行く予定ではなかった以上、当日券狙いで行くことになるという圧倒的不利対面。行く前日にこの項目を書いてる今からもう胃がキリキリしてる。因みに前日に物販何があるのかを確認して、どれだけ散財するのかでも胃がキリキリしてる。幸せには対価が必要だと実感した瞬間だった。

それほどにまで五等分の花嫁という作品が現環境において強い証明に他ならないのだが、それが原因で悩むことになるなんて思ってもいなかった。




◇当日


起床。時計を見ると5時50分を指している。目覚ましはその1分後に鳴るように設定してあって、ここぞという日には設定した時間の1分前に起きれてしまうのは遺伝子なのだろうかと思わざるを得なかった。

そこから朝飯と身支度を済ませて出発。東京会場よりかは比べ物にならないくらいに近いとはいえ、大阪会場も充分に遠出の範疇。なんで休日の日の方が出る時間が早いのかと疑問にも思ったが、仕方ない。こういう日の朝はどうしても早いのである。


そんなこんなで会場に到着。見渡す限り人、人、人。人しかいない。しかも、殆どの人が同じ方向に進むんだから笑うしかなかった。因みに会場着くまでの電車がどんどんと混んでいく様、控えめに言って地獄。イベントって感じする。

入場整理券を取るために列に並ぶ。この後また入場するために並ぶのだと思うとやはりイベント事は苦手だなぁと思ったりしたけども、楽しいから参加してしまう。そういえば待ち時間に久々に1時間創作しました。完成品はTwitterに上がってます。約2ヶ月半ぶりくらいだったのですが、明確に腕鈍ってて焦った。アイデアがすんなり出てこなかったり、最適な言葉がパッと導けなかったり。これは創作再開した時のリハビリが大変そうです。


そんなこともあり、入場。いちいつ推しが通じたのか、しっかりと入場特典で五月を引いていく運命力。展示エリアの最後の方にあったおみくじでも大吉を引いているところ、きっと今日はそういう日なのだろう。強い。

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展示は本当に凄かった。基本的には撮影NGだったが、キャラ設定や魅力的なシーン、部屋や今までの変遷など、原作を読んでいて楽しめないわけない数々の展示に「うわこれやばいわ」となりっぱなし。特に「五等分の気持ち」がBGMで流れる公式MADの破壊力たるや想像を絶してた。色んな感情込み上げて泣きそうになった。

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撮影可能エリアにあった100話連載記念の時の五つ子、可愛い。

余談ですが五つ子の部屋の中で一番興奮したのは五月でした。情報量的な意味で、やましい意味ではなく。あと、寄せ書きのところでいちいつを推していく始末。そんなことしてる人間私しかいなかった。というか何人か絵師来てて笑いましたね。


昨晩計算してた物販、現地に行ったら暴走して予定の1.5倍くらい使いました。やっぱり現地の勢いってヤバいですね。平気で人を狂わせる。

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これ担いで帰路自転車に乗ってた時の気不味さ凄かったです。大きさ的に鞄に収納は無理なので。心の中で都内を走る広告トラックの気分になってました。


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カレーは飲み物。他の飲料に比べてネタ枠感あったけど、普通に美味しかったし、外肌寒かったから何気に良かった可能性はある。なお、私は屋内で荷物の関係上、上着着たまま飲んだので軽く地獄でした。めちゃくちゃ温まった。


イベント終わってその満足感のままに書いてますが、会場外でランダム缶バッジとか開けてトレード要求してたり、身内間でワイワイ取引してるの見て、「一緒に行く人いたらそういう楽しみ方出来るのか」と思ってました。展示物等を自分のペースで見たい人間なので、今回は誰も誘わずに来ましたが、次回何かのイベントあったら誰かと行きたいなと思ったり。…………候補いなさすぎる。


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何はともあれ、めちゃくちゃ楽しかったです。五等分の花嫁、最高!!!!!








因みに戦利品。

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圧倒的五月率。


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