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クロス展2 閉幕しました。

みゆさん、いつもありがとうございます。
運営のみなさん、ご来場の皆さん、出展者のみなさんありがとうございました。

作品解説は以下になります。
作風的に凄い造り込みでもないですし、凄い裏設定とかはないです。
でも、ちゃんとそれぞれ意味があってそういう風にしてます、的な解説です。

■ タイトル

Fire & Water

■ 機材

Camera : Canon EOS 5D markⅣ
Lens : SIGMA F1.4 50mm art

■ コンセプト・イメージなど

「ずっと見てられる」
「リビングにあっても良さげ」
「作品と額縁以外は何も置かない」
「対比要素入れたいな。それぞれの要素でクロス、的な」

のをコンセプトでやりました。

中二なので、漫画とかゲームとかにありそうな要素があり、ふと頭に浮かんだのは、火と水(氷)要素です。
ダイの大冒険のメドローアってありますが、相反する2つを融合して出来るめっちゃ強い魔法です。

2022年に撮影した紅葉を火(炎)とし、水撮影した作品を水として、対比した展示にしようかなと。
グランドクロスとかいろいろ考えましたが、ちょっとアイデアが降ってきませんでした…。

もともと去年撮った紅葉と水のは、展示をしたかったのもあり、このタイミングで展示しよう、と決めました。
それぞれで頭の中にあったとあるイメージの作品でもあったので、この2つで作品自体のクロスしてみるか、と。

具体的に作品ごとのイメージは、どちらも鬼滅の刃に落ち着いてます。
火はやはり煉獄さんで、水の方は富岡義勇の水の呼吸の「凪」をイメージしてます。
また、黒水が富岡義勇と同じ誕生日なので、富岡義勇ともクロスしてるクロス展です(?)。

こちらの展示会は、カメラマンとモデルさんの関係性とか、絆とかなのですが、そういうの私苦手なのと、「ほどよい距離感」を大切にしているので、クロス展のテーマはほぼガン無視ですw
すいません…。やりたいものをやる、ってコンセプトです。
なのでまあ私はちょっと苦手なテーマの展示会かも…

■ 対比要素

モデルさんの衣装 : 厚着と薄着
モデルさんの衣装の色 : 白と黒
顔や体の向き : 左と右
カメラのアングル : 上、真っすぐ、斜め下、下、の4アングルで撮影
背景の位置 : 上にある紅葉と、下にある水
シーズン : 寒い時期と熱い時期
: 赤と青(あまり青っぽくないけど…)
過去作品との対比 : 認定展の時の「炎」と今回の紅葉の「火」でも対比。

■ 展示した4作品について

最初、実は展示したポトレの2枚を斜めに展示するだけにしようかなって思ってました。

でも、なんか空間の空き具合が凄い気になって、「違うな…」と。
また、クロス要素はさすがに何か入れたい、ってことで、十字の形が出来るようにする、ってのを思いついたので、そこベースで考えました。

そうすると、あとの2枚をどうしようかな…と。そこが結構悩みました。

いろいろ撮ってはいるので、組み合わせてみてみましたが、どうやってもポトレだとなんかしっくりこず。
「じゃあ思い切って風景だけ入れるか」ってことで。

風景は、ちょっとピントがボケている紅葉と、ブレている水の写真にしました。

認定展で、ピントが全部合っていて、ブレてもないものだけだと、アカン的なお話があったので、今回はチャレンジでその要素を入れてみました。
そちらはブックについてのお話ではありましたが、今回の展示でも生かせそうなので、実践してみた感じです。

今回の展示したポトレは、認定展でも紹介した「ディーンの法則」は意識してます。
法則についてはググってみて。

構成要素がかなり少な目の作品になってます。
少ないと、人によって覚えている差が少なく、みんな同じような印象を持ってくれる、って感じのです。

ポトレ以外についてですが、人間は見る時に、 "Z" の方向で見るはずなのですが、全部ポトレだとしつこいかな?って思いました。
また、4枚を良い感じに見て貰うためには、間に休憩があるといいかな?
ってことで、間にボケとブレ要素を入れた風景を2枚入れました。

バランス的に、メインは2枚のポトレなので、額縁のサイズも 27cm x 27cmのスクエア型のにして、風景は小さめのものを配置。
これが同じA3だと大きすぎたり、A4とかでもちょっと大きいかな?って印象を受けたので、このサイズにしました。

■ 展示位置・配置について

いつも、家で実際に展示してみて、考えてます。

位置についてですが、作品間のスペースで作った十字の形のセンターが、145cmになるようにしてます。
作品間のスペースは、実際に家でやってみて、しっくりくる幅が14cmだったので、そちらで決定。
13cmでも、15cmでもなんかしっくり来なかったので、14cmです。

作品が上と下に分かれている部分ですが、
・上の紅葉のは、モデルさんを正面から撮ったものと、カメラを上方向に向けて撮ったもの
・下の水は、水に向かってカメラを真下に向けて撮っているものと、プールサイドから斜め下にカメラを向けて撮っているもの
というアングルで撮っているのですが、「展示を見る時は、撮った方向と同じように見える位置に配置すると良い」という話を聞いたことがあるので、
実際に撮った方向と近くなるように、上と下に配置してます。

また、それぞれでカメラのアングルが違う4枚、という意味でも組になってます。
全部を同じアングルで撮ったもので組むと、単調になりがちなので…。

■ 展示方法について

額縁が、裏に紐がある形式のものなので、苦戦しました…。
何より代理搬入なので。。
これだと、フックでブラ下げる方式なのですが、とある高さにフックをして、かけると、思い通りの高さにならないんですよね…。
代理搬入で修正して貰ったり、お手数おかけしました…。
代理搬入の際は、釘の位置を指定したら、想定通りの位置になる、っていう額縁がいいかもです。

また、フックで書けると、上の方が盛り上がって、下の方は下がって、結果的に斜めになるので、作品の下の方、壁に釘を打って、作品が壁と平行に浮くように調整してます。
図も貼っておくので、そちらをご参照ください。

釘が見えるのも嫌なので、タイトルのハレパネは、一度小さめのハレパネを貼り、両面テープを剥がし、そこにタイトルのハレパネを貼るようにして、釘を書くし、立体感も出るようにしてます。
これやると、釘でミスってタイトルなどのハレパネがボロボロになるのを防げます。

■ その他

認定展Vol.5の時の「炎」が、かなり印象に残っているようなので、似たような紅葉ポトレは比較されちゃうし良くないな、と思ったのですが、
これを逆に利用しようかなと。
私が紅葉ポトレをやったら、 火や炎をイメージしてくれるんじゃない?という推測。
きっと2022年に撮った、また別の雰囲気の紅葉ポトレも、火って印象持ってくれるかな~ って。

紅葉の色合いもあり、水撮のは、青っぽくして、いかにも水っぽく鮮やかにするのは良くないと思ったので、展示のような色味にしてます。
ちなみに撮った時点でこの色で特にいじってはいません。

■ 実際に展示した作品データ

火をイメージしたポトレ


紅葉のみの風景写真
水の波紋
水ポトレ

■ 展示に使った額縁

・ナカバヤシ Nakabayashi F-SW-117-W [木製写真額/A3/ホワイト]
https://www.yodobashi.com/product/100000001005822154/

・ナカバヤシ 木製スクエアフォトフレーム 2L判 ホワイト フ-TQW-301-W
https://item.rakuten.co.jp/office-japan/n-4902205837787/?s-id=ph_pc_itemname

■ 代理搬入の指示書

指示書の添付の図
指示書の図の補足①
指示書の図の補足②

■ 実際の展示ブースの様子

■ 終わりに

コンセプト無視?で自分がしたいコンセプトで好き放題やりましたが、嬉しいことにEIZO頂けました。ありがとうございます。
ぶっちゃけEIZOさんのモニターが欲しいです。

展示作品と賞状
EIZO賞の賞状

■ 次は…

ご来場ありがとうございました。

次は2月、3月にPashaStyle認定展vol.7と、リアルポートレート東京2があります。

会場は同じ北千住のギャラリーなので、みなさん是非ご来場下さい!

■ 今回の黒水賞

新潟最高!ってことで、天地人さんです。
ずっとお会い出来ないキャラってイメージでしたが、最近結構頻繁にお会い出来て、レアキャラじゃないような…w



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