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マンガ短篇集

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主に更新しているマンガ短篇集です。
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#短篇

『本の懐胎他2篇』『コーヴェ・アンネイの図書館』『鳴鶏他2篇』配信開始です。

Kindleほか各電子書籍ストアで、短篇3冊、配信開始です。 今回も本にまつわる話が多めです。 少し試し読みを用意しました。 よろしくお願いします。

『「人生」のようなもの』kindle他電子書籍ストアで配信開始です。

noteやTwitterに掲載していたものを纏めました。BOOK成分が多めの短篇集、というよりは掌篇集になっています。 以下、収録作です。 幻想と日常、19本の短篇集。 古書店である筈のない本を見つける話――「束の間の幻影」 突如世界に現れた巨人のパーツ達――「部位合流」 見たものをすべて猫に変身させてしまう男――「すべて猫になる」 月全体が私設図書館――「コーヴェ・アンネイの図書館」 収録作品「束の間の幻影①②話」「部位合流」「西瓜と猫」「シンデレラの絵本」「X研究室の

数カ月後に発売する予定の短篇集『「人生」のようなもの』を期間限定で約3日間、全ページ無料公開します。

現在、全文の無料公開期間を終了し、冒頭50ページ程をお試し読みとして公開しています。 (2019/09/15追記)配信が開始されました。 制作中の『「人生」のようなもの』を全ページ公開します。 (今回も電書バトさんに取次を依頼しました。) 早速マンガを読むぞ、という方はこの冒頭の文章は飛ばしてスクロールしてくださって大丈夫です。 以下に少し、公開した理由を書きます。 (3度目ですので、ほぼコピー&ペーストです。) ちょっとしたお願い、くらいに捉えて頂けると幸いです。

Nの時間

電子書籍化に際し、公開を終了しました。 Nの時計 前にいたところではそういうこともなかったのだが 時計を見ると長針も短針も秒針も猫であった 長針は猫が伸びをしているようであり 短針は猫がしっぽを突き出しているようであり 秒針は猫の髭だった 猫が時間を支配しているとか象徴であるとか おそらくそういうことなのだろう ただ 確かめるすべは今の時点では見当たらない ところで私はこの時計になんとなく違和感を持っている それは数字が刻印されている

顔が本の猫

以下、改行など適当ですが、元にしたものです。 細かいところが少し違ったりします。 顔が本の猫(ショートver.) ここ塔山町には顔が本の猫がいる 文字通り彼らの顔は本である 表紙は何も書かれておらず真っ白で ページも同様だ 顔の本は概ねいつも開かれているが 眠っているときは閉じられていることが多い 開いたまま眠っていることもあるみたいだけれど 私は子どもの頃 顔が本の猫には絶対に近づいてはいけないという 両親の言いつけを破り 好奇心を持って撫でてみようとした

猫の耳の文学

数カ月後に電子書籍販売する予定の短編集『二鳥翠』を期間限定で7日間、全文無料公開します。

現在、全文の無料公開期間を終了し、冒頭120ページ程をお試し読みとして公開しています。ご購入はこちらから。 早速マンガを読むぞ、という方はこの冒頭の文章は飛ばしてスクロールしてくださって大丈夫です。 全文公開した理由などを少し書きます。 ちょっとしたお願い、くらいに捉えて頂けると幸いです。 発売前に全文公開することにした理由は、端的にいうと、 入稿前に少しでもミスを減らしたいからです。 誤字脱字やミスなどを見つけたら、販売開始後にいずれまとめて直そうと考えていたとこ

二鳥翠

以前、COMICリュウの公募で銅龍賞を頂いた漫画です。雑誌に選考の様子が書かれた記事も掲載され、吾妻ひでお先生のコメントが嬉しかった記憶があります。

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樹譚

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象耳見聞録

或る若い純文学者の花瓶

漫画、全10ページです。 初出はコミティアで、コミックリュウにも掲載して頂きました。 読み返して、当時どういう心境だったのだろう?と思いましたが、あまり記憶にありません。 いつも、<画像>で投稿しているのですが、今回は試しに<テキスト>でやってみました。

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盤上の往復書簡②

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盤上の往復書簡①