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【ハワイ島】キラウエア 火山公園で絶景! ボルケーノで水蒸気浴びちゃいます【2024年1月#6】

さんこんにちは。ハワイ島観光3日目の始まりです。

朝7時過ぎ。
今日も出かける前に、ワイコロアにあるクイーンズマーケットプレイスに寄っていきます。

今日はコーヒーと一緒に食べ物も調達します。
ペストリー色々あっておいしそう。
何にしようかなと物色していると…
夫が目ざとく50%オフになっているマフィンを見つけてくれました。
$4.99の50%オフ!
ケチケチ旅行のありがたい助っ人です。
そしてコーヒーもしっかり買って出発です。

さて本日は、ここワイコロアから、サドルロードを通ってヒロ方面に向かいます。
東に向かって真っすぐに伸びる道路。
朝の太陽を正面にみつつ、遠くに見える雲海に向かって進む、何とも清々しい景色です。

さて、ヒロに到着して向かうのは、こちらです。

RAINBOW FALLSにやってきました。

ワイルク川の上流にあり、滝に虹がかかることからこの名がついています。
今朝も早くからたくさんの観光客がいますね。
それもそのはず、虹を観たければ午前中に来なければいけないんです。
それでは見てみましょう。

…おや?
虹、かかっていませんね。
十分な水量と太陽光、この状況なら見えてもおかしくないのですが…
調べてみると、午前9時から11時あたりまでが推奨時間とのこと。
冬の時期ということもあり、ひょっとしたら早すぎたのかもしれません。

諦めきれずに、滝の上からも見てみることにしました。
こちらに階段があって滝の上に行くことができます。

もうすぐ滝の上。虹、見えるかなあ…
出ていないですね…

ワイルク川州立公園にあるこの滝は、落差が24mあり、ワイアヌエヌエ滝(Waianuenue)が正式名称らしいのですが、虹が見えることからRAINBOW FALLSの名前の方が有名の様です。
なのに見ることができなくて本当に残念。


次に向かうのは、ハワイ火山国立公園です。
Hawaii Volcanoes National Park、

ヒロ中心部からは車で30マイル、40分ほどです。

木々が増えてくるともう国立公園はすぐそこ。

ハワイ火山国立公園の入園料は、普通乗用車30ドル。
レシートを保管しておけば、購入した日から7日間は何回でも出入りが可能です。

Hawai'i Tri-Park Annual Pass12 months $55
Private Vehicle Pass7 Days $30

しかし、皆様お聞きください。
私たち、今回はタダで入園します。
というのも、アメリカの国立公園は年に数回、無料開放日があるんです。
今日は1月15日、マーチンルーサーキング誕生日ということで、
無料で入ることができるのです。
めっちゃラッキーです!

この無料開放は、アメリカ本土の国立公園も同じなのでご参考に覚えておいていただくといいかもしれません。

2024年の無料開放日
1/15(月) マーチンルーサーキング誕生日 
4/20(日) First Day of National Park Week
6/19(水) 奴隷解放記念日
8/4(日) グレートアメリカンアウトドア法記念日
9/28(土) ナショナルパブリックランドデー
11/11(月) 退役軍人の日

とはいいつつ、本当に無料で入れるのかなとドキドキしながらゲートにやってきました。
すると、MAPだけいただけてそのままスルー出来ました!

こちらに来たらまず立ち寄るのが
Kilauea Visitor Center
です。

それでは入っていきましょう。

中ではレンジャーの方が現在の火山活動の様子を説明してくれていました。
中心の大きなカルデラがハレマウマウ火口です。
周囲に展望スポットが点在しています。

この鳥はハワイの州鳥のネネ。エサはあげないでくださいね。
そのほか、噴火活動に関連する資料が展示されています。

実はこの国立公園の中には、ホテルがあります。
絶景を臨めるホテルです。早速行ってみましょう。

こちらがVolcano Houseです。

ロビーはこんな感じ。クラシカルですね。暖炉もあります。
キラウエアの標高は1,247 mなので夜はそれなりに冷え込むからです。

ホテル内のショップ、なかなか個性的なので覗いてみましょう。

このかわいらしいアロハシャツ。
柄が、めっちゃ溶岩流れてます。

サマードレスもこの有様。
イマイチ、リゾート気分になりませんよね。
ハワイっぽいアロハもちゃんと売っています。

マグカップも絶対ここでしか買えない代物です。
写実的なものからシンボリックなもの、シンプルモダンなものまで何でもそろう感じです。
ホヌの透かしもかっこいいですね。

さて、極めつけがこのエコバッグです。
めっちゃ溶岩流れてます。
お値段$3.99。いかがですか?

もちろん火山グッズ以外も色々あります。

寄り道しすぎましたね。
それでは絶景を見てみましょう。

ハレマウマウ火口。大迫力です。

火口中心部からわずかに煙が上がっているのが見えますね。

ホテル棟はこのように火口に面して部屋が作られているので、部屋からこの絶景を独り占めできます。

公園内にはトレイルがいっぱいあります。
このホテルの前からもトレイルが伸びているので少し歩いてみましょう。

それではいくつかある展望台を巡りたいと思います。
クレーターリムドライブという道路が火口に沿って通っています。

まずやってきたのはかつてジャガーミュージアム Thomas A. Jaggar Museumがあったところです。

この辺りは以前と変わらない光景なのですが…

なんと金網で進めなくなっていました。

ジャガーミュージアムは現在、無期限閉鎖中。
というのも、2018年5月以降に起こったハレマウマウ火口の噴火や山頂周辺の地震により、このエリアの岩盤に亀裂がはいってしまったのです。

こちら、かつて館内では、地震計や火山地帯の研究に使う機材、火山のメカニズムが描かれたパネルが展示されていました。
キラウエアには女神ペレが住んでいるという伝説がありますが、ペレの涙やペレの髪の毛と呼ばれる珍しい形をした溶岩も見ることができました。
素敵な場所だったのですが、…残念です。

ジャガーミュージアムから少しトレイルが伸びていたので行ってみることにしました。
このミカンのお供えはおそらく女神ペレに向けたもの。
多くのハワイの人たちにとって、女神ペレは特別な存在だそうです。

ちょっと変わった体験ができるスポットに向かいます。
こちらもハレマウマウ火口沿いにあります。

もくもくと煙が上がっているのが見えますね。

ここはスチーム・ベント(Steam Vents)です。

ここは、地面の亀裂から水蒸気がモクモクと立ち昇る場所です。
この煙は地中を流れる溶岩の熱により、地表に染みこんだ雨水が熱せられて水蒸気となったもの。

日本の温泉から立ち上る硫黄の煙とは違い、水蒸気なので、匂いは全くありません。

なので、浴びても全然大丈夫。
ただ、熱いので温度には注意が必要です。

このような穴から水蒸気が立ち上ってきます。
それにしてもすごい量ですよね。

この道沿いにはオヒアの木に赤い花レファが咲いていました。

この花は火の女神ペレの化身とされ、尊ばれています。

溶岩が流れたあとの黒い大地に、地衣類や苔類が根付いた後、最初に芽吹くのがこのオヒアレフアです。

さて次のスポットに向かいます。
やってきたのはサーストン溶岩洞(Thurston Lava Tube)

原生林のようなこの道を下っていくと溶岩洞の入口に到着します。

こちらが入口。それでは入っていきましょう。

ライトアップされてはいるのですが、結構暗いです。
天井から水が垂れて、足元に水たまりがたくさんあるのですが暗くて見えないのではまってしまいそうになります。
靴を汚したくない方は、足元を照らす懐中電灯があると安心。
私は持っていなかったので恐々進みました。

さて、ラバチューブとは、溶岩が流れる際、外側が固まり始めても、内側がなお流れ続け、トンネルのような空洞になってしまったものです。
このサーストン・ラバ・チューブは約500年前にできたものと考えられています。

トンネルの長さは約500m。一方通行になっていて、帰りは外を周って帰ります。

ハレマウマウ火口の周囲を走るクレーターリムドライブから、
チェーンオフクレーターズロードChain of Craters Roadに入っていきます。

このチェーンオフクレーターズロードは、プウ・フルフル、マウナ・ウルなどいくつかの小さな旧火口の付近を通り、そのあとは一気に海岸へ下る道路です。
片道20マイル。結構な距離があります。

エンドオブロードには海に突き出たホレイ・シーアーチを見ることができます。
今日はぜひそこまで行ってみたい!と思っていたのですが……

事件発生。車からエンジンに関するアラートが表示されてしまいました。
なので、途中の展望台から少しだけ見学して戻ることにしました。

その展望台がこちらです。
ここからも十分絶景ですね。

さてそこら中に転がっている溶岩ですが、持ち帰りは禁止です。
溶岩石を持ち帰るとペレに呪いをかけられるともいわれています。
実際、溶岩を持ち帰った人々から謝罪文と一緒に石が送り返されてくることもあるそうです。

それでは、国立公園を後にしてヒロ経由でコナ空港のハーツレンタカーに向かいます。
無事に到着できるでしょうか?

動画(https://youtu.be/Af-gTEPYp4o)もあわせてご覧ください


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