夢野くるです。アイドルをしながら絵を描いています。

私がこういう文章を書くと照れくさいかんじになるので今まで避けてきたけど、自分の作品やコンセプトを言語化することから逃げてはいけないと思って書き始めました。

今回はアイドルになる前の話です。

なんでアイドルになろうと思ったのとよく聞かれます。

その度になんと言ったらいいのか迷う。

愛されたいし愛したいから
かわいいが好きだから
アイドルが好きだから

とか適当に言ってしまうことがある。間違ってないけど、うーん。

アイドルになったら、短所だって面白い！って思ってもらえるかもしれない。毎日同じところに通う日々を狂わせることが出来るかもしれない。つまらないから、面白いことをしたい。
そんな、わりと自分勝手な希望みたいなものが大きかった。


高校を卒業したあとは東京藝術大学の油画科に入学するつもりだったけど受からなかった。
浪人して、1年間毎日予備校で絵を描いていたら病んでしまったし、また受からなかった。


絵ばかりを見られて私自身を見てもらえていないみたいで寂しいような悲しいような。

だからミスiDでは絵を中心に見せるんじゃなくて、「この絵を描いてる人」として存在しようと思った。ただの絵描きになりたくなかった。

ずっとロックンローラーが好きだったから、そういう人に憧れてたんだと思う。作品を通して生き様や愛を表現するようなヒーロー、、みたいな人に。

とりとめのない話になってしまったけど、色々と始まったばかりだからまだなんともいえないです。
でも安定しないこの生活が気に入ってます。