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仙厓ワールド(永青文庫)

念願の永青文庫にやっと行ってきた!
肥後熊本54万石を治めた細川家の下屋敷にある 東京で唯一の大名家の美術館。

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ここホントに目白?ってくらい鬱蒼とした森の中にある洋館。

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入場料は1000円だけど、回数券(2枚綴り)1600円もあるよ。
前期後期で観覧した場合にはとってもお得🉐
購入当日から1年間有効なので別の展覧会で使うも良し🉐

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受付を済ましたら、エレベーターで4階へ。
古い洋館をそのまま展示室したような、、ちょっと三菱一号館美術館みある内部。
(規模はもっと小さくてエレベーターも家庭用っぽいの)

仙厓は73歳の時に「厓画無法(世の中の絵には法があるが、自分の絵には法がない」と宣言したのだそう。

そんなスタンスだからなのか、とにかく親しみやすくて可愛い。可愛い。
禅の教えや教訓を伝えるために、禅宗の逸話を戯画のようにユーモラスにコミカルに描いている。

面白かったのは全ての作品のキャプチャーに永青文庫さんが見出しをつけていて。
「釈迦をリスペクト」とか「ほっくほくのお芋だよ~」とか、とってもキャッチー☺️

仙厓のゆるかわな絵と相まって楽しい展示になってました。

禅画のしくみについても解説されていたよ。
賛・画・引首印・落款が並んでいる必要があるのだな。

作品の人気投票コーナーもあった!
すごく迷ったすえ、投票!!
貴重な1票✨

永青文庫の創立者・細川護立氏の蔵書が並んだ本棚も拝見できるよ。
かっこいいの。

あ、グッズ売り場で歌仙兼定と古今伝授の太刀のシール買えた!雅~✨

自慢の刀じゃ!(By 細川忠興)

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仙厓ワールド、後期も楽しみ😊


さて。
永青文庫から出て森の中を降りていくと、、

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(結構な階段だから、永青文庫に来る時は歩きやすい靴が必須)

そこに拡がるのは細川庭園

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6月は肥後花菖蒲が見頃だそう。

約30品種500株。
色とりどりに池を囲む花が可憐でした。

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肥後細川庭園内の松聲閣でお抹茶をいただいた。

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入口受付で注文・お支払いして、番号札もらってお部屋へ。
お庭で見える落ち着く空間~


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お抹茶とお菓子に仙厓犬を添えて
🐕きゃふんきゃふん


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お菓子は加勢以多。
細川家の九曜紋を焼き付けてあるからデパ地下などでは販売できないらしい。
もち粉で作ったおぼろ種にかりんジャムをはさんである細川家秘伝のお菓子。
さっくりして優しい甘さがお抹茶と合う~☺️


2階も見学できた!
エレベーターもあるけど階段が風情あって素敵

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2階の和室

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スタッフの方が、ボダイジュの花が咲いているから見ていくといいと教えてくれた。

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毎年、花菖蒲よりもボダイジュの花を楽しみに訪れる方もいるほど珍しいそう。

黄色い花が可愛かった💛

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