数学科の楽しみ方。(コミュニティについて)

こんにちは、狂葉です。

春休みに入ってから1人で数学と遊んでいるのですが、コミュニティって重要だなと感じる日々です。

私は慶應理工の数理科学科という、所謂数学科に所属している訳ですが、数理科学科は慶應の中でもダントツで団結力があるように思います。

高校生の頃は数学科と言ったら1人でチョークを持って黒板と睨めっこをしているイメージがあったのですが、実際は真逆でした。

課題で躓いたら取り敢えず皆で集まってあれやこれやと説明し合ったりして、言わば毎日ゼミのような生活を送っています。

これは数学的思考を育てるには最も効率が良い方法で、自分が正しいと思った定理、条件も、第三者から見れば論理が通ってないように見えるのは日常茶飯事です。

そんな時に友人と議論を繰り広げることで、自分の中の数学が少しづつ成長しているような感覚があります。

もちろんまだ2年生ということもあり、未知の命題に対して自分で仮説を立てて証明している訳ではありません。

それらはネットで調べればすぐに出てくるでしょうし、使っている教材に答えやヒントはあります。

しかし、大学数学は論理を組み立てることこそが本質であり、そのための基盤を作るのが、言わば学部時代だと私は考えています。

学部レベルの数学とはいえ、
「あぁ、それ知ってるよ」
で終わらないのが大学数学の面白さです。

少し条件を変えて、色んな角度からの数学を考えることで、時に難題になったり、時には綺麗に証明出来たりします。

そんな時に論理を人と話し合うんですよね。

シンプルに人の考えに触れることは新しい発見があって楽しいですし、何より成長を感じられます。

数学科に入った際は、ぜひ仲間と楽しむということを抑えて頂ければと思います。


おっと、コミュニティと書きながら私の周りしか触れていませんでしたね。

最後に軽く紹介だけしておきます。

あくまで慶應数理科学科に限ったお話ですが、主に3つに分類されると思います。

①みんなでやろうぜグループ
多くはこんな感じで、単独だと難しいというか、数学科はどうしても数学が好きが集まるので他の人と議論したくなります。2〜5人グループをグループ学習室でよく見かけます。

②1人でコツコツタイプ
これは単純に性格の問題かと思うのですが、群れずに1人で淡々と数学と遊んでいる方々です。
個性派が多く、数学愛は誰よりも強い印象です。

③数学が出来るワイワイグループ
the 慶應集団でありながら数学科という異彩を放つ方々です。数学科に来た理由を尋ねると
「かっこいいから!」と言ってくれます。
容量がいいので変に考え込んでる人よりも留年率が低く、一緒にいると場が和む。


という感じで終わっておきます。
国公立の友人の話を聞く限り雰囲気が結構違う気がします。笑

皆さんもぜひ我々と数学で遊びましょう!


では。

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