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パレスチナウォークに参加した話し 

著述家の菅野完さんという方がはじめたらしい、パレスチナウォークというものに参加してきました。 
東京駅八重洲口から外務省前まで、イスラエル軍によるGAZAへの虐殺への停戦を求めるウォーキングデモ。(あってる?) 
いつか参加しよう、しようと思いながらも、なかなか時間帯的にも家からの距離的にも都合がつかず、71日目の今日になってようやく。しかも歯医者の帰りにちょうど都合がついて。 

昨年10月7日からはじまってしまった、イスラエル軍によるGAZAへの虐殺と民族浄化がとまらない。毎日毎日SNSに流れてくる、痛ましい映像、耐え難い虐殺の映像。とにかくもうやめてくれ!と思うだけで、私は具体的にはたいしたこともできないまま数ヶ月が過ぎてしまった。 
千葉県の最寄駅などでスタンディングデモをしたり、マクドナルドやスターバックスコーヒー、ケンタッキーフライドチキンなどの不買運動くらい。  

パレスチナウォークは、ただただひたすらプラカや旗をかかげて約1時間歩く。 
東京に詳しい方ならわかると思うが、東京駅八重洲口から、銀座そして霞が関あたりまでは都心中の都心。そこをひたすら練り歩く。 銀座あたりは超一流店ばかり。 
キラキラネオンが輝く、華々しい場所を地味に静かにひたすら歩く。それぞれ、想いのこもったプラカを掲げて。 

私なんかは、下衆い人間なので、途中途中で、東京メトロの駅をみつけては、あー、寒くてしんどいからばっくれようかな、とか思ったり、 良さげなバーをみつけては、うわ、入りたい、とか邪念を抱きながら歩いてた、、、。最低。 
京橋駅の明治屋はクリスマスですか?みたいなデコレーションしてるし、銀座はやっぱり夜も銀座。お洒落な人達が歩いてる。 
虐殺反対!イスラエル軍はGAZAでの虐殺をやめろ!を訴えて歩いてるパレスチナウォークをしてる私達はどんなふうにうつってるのだろうか? 
みえてますか? 
知ってますか? 
今、この時もGAZAでは民間人が、子ども達が、赤ちゃんが虐殺されてるんですよ? 
戦争なんかじゃないんです。 
ナチス・ドイツのホロコーストと匹敵するか、それ以上の大虐殺が、民族浄化が行われているんです。 
それに抗議してるんです。 
と、私は心の中で必死に訴えていたけど、道路に目を向けると、マリオカートではしゃぐ観光客とおもわれる人達や、デート💑してる人達、一刻も早く家路ににつきたいと足早に歩く会社帰りのサラリーマンとおぼしき人達とすれ違う。 
その人達の目に私はうつっているのだろうか? 透明人間?
ちょっと挫けそうになる。 

と、そんな時に中年の御夫婦らしき人が、パレスチナのことのデモみたいね、とプラカや旗をみて話していた。 
すれ違った外国人の方はグッドという手の動きをしてこたえてくれた。 
私がみたのはこの3人だけなんだけど、充分報われる思いだった。パレスチナウォーク、やる意味あるじゃん! 
(ま、私は今日しか参加してないけど) 

無事外務省前について、解散。 
みんな、特に話しとかもせずに、お疲れ様、といいあって
さーっと解散。 

スピーチも音楽も、楽器もない。 
GAZAの緊急アクションをしたいと思ってても、なかなか勇気がない、と思ってる人にはハードルがかなり低くてていいと思う。 
プラカもって歩くだけだもん。ついていけばいいだけ。 

注意点としては
東京駅八重洲口は、北口と南口と中央口があるので、間違えないようにということかな。w 
中央口ですよ。6時半集合ね。 
私、間違って、大手町駅までいっちゃってたよ。東京駅ひろすぎ〜。特に地下。気をつけて。 
あ、あとは靴ね。歩きやすい靴がおすすめ。  

早く停戦してほしい。 
パレスチナウォークをしなくてもいい日が早くきますように。 
パレスチナウォークの感想でした。


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