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四柱推命の納音とは?納音の意味や見方、影響をわかりやすく解説します

こんにちは、くるみです✨

四柱推命で命式を深く読むときに使う「納音なっちん」という用語について、その意味や調べ方、影響や対策法などを詳しくお伝えします。

納音なっちんは、自分や相手の性格や運勢に大きな影響を与える重要な要素のひとつです。

納音の見方、読み方を知って、自分にとって有利な選択や行動をすることで、運勢を好転させることもできるんですよ。

このまま読み進めていってくださいね✨

※この記事で紹介するエピソードはご本人の許諾をいただいています。



納音なっちんの定義と調べ方


納音なっちんが成立する条件は、次のとおりです。

天干が同じで地支が冲

わかりづらいので、納音なっちんがある方の命式を使ってご説明しますね。

この方は、日柱と月柱の干支かんし納音なっちんです。

日柱の天干と月柱の天干が【ひのえ】で、同じですよね。

つぎに地支を見ると、日柱の地支(日支)が【うま】で、月柱の地支(月支)が【】で、ちゅうの関係です。

以上から、この方は命式には納音なっちんがあることがわかります。

納音なっちんがある人はどんな人?


つづいて、納音なっちんがある人の特長について説明をつづけてゆきますね✨

♦ 納音がある人の特徴とは?

「エネルギッシュだが魅力が眠っている人」

これが、納音なっちんを持っている人の特徴の一つです。

魅力が眠っているとは、自分の持つ才能や個性を十分に発揮できていないということです。


♦ 納音がある人の良い点・注意点とは?

納音がある人のメリットは、新鮮な気持ちで物事に取り組めるということです。

いっぽうで、物事が白紙に戻りやすい、強制終了しやすいという特長もあります。

こちらは、先日、四柱推命鑑定を受けてくださった方の命式です。

この方 (Kさん) は、日柱と月柱が納音なっちんです。

鑑定で、納音なっちんについてご説明すると「ものすごく腑に落ちます」とおっしゃり、ご自身のエピソードを聞かせてくださいました。

・立ち上げから責任者として携わった新規事業が、途中で強制終了した
・熱心に育ててきた部下が、次々に辞めていった

「物事が白紙に戻りやすい」納音の特長が具体的な事象として顕れたケースです。

ほかにも、メルマガ読者の皆さんに「ご自身の納音なっちん体験」を伺ったところ、次のようなコメントをいただいたので一部をご紹介します。

・強制終了という体験はしばしば経験してきた(Aさん)
・兄が突然の原因不明の病気にかかり、いくつもの病院対応をしなければいけない年だった。ちなみに、自分の現在の大運、2021年の年運も納音だった(Bさん)

このように、命式に納音なっちんがある方は、物事が白紙に戻りやすかったり、アクセルとブレーキをつねに同時に踏んでいるような状況に見舞われやすいようです。

なので、物事に執着しない、強制終了する事態が起きたら執着せず、素直に手放す…

このようなマインドセットで過ごすと良いでしょう✨

納音なっちんがある場合はどうすればいい?


命式に納音なっちんがある人は、自分の仕事に専念して、周囲の人たちを喜ばせることを意識した生き方を選ぶことで、運が大きく開いてゆきます。

自分の魅力を開花させるためには、人を喜ばせることを普段から意識して行っていくことや、自分にしかできない専門分野 (趣味なども含む) を探して没頭することなどがオススメです。

たとえば、元プロ野球選手・松井秀喜さんも、命式に納音なっちんをお持ちです。

このほか、四柱推命の師匠・浅野太志先生も、命式に納音なっちんをお持ちです。

浅野先生は、四柱推命というご自分にしかできないジャンルで研究を幼少期から重ねられ、2021年には本を3冊を出版され、「四柱推命をもっと学びたい、深めたい」読者を喜ばせています。

尋常でないレベルの没頭力の持ち主でもあるところに、納音なっちんの特長を感じています。


納音なっちんの相性の読み方、活かし方


人間関係を読む場合の相性は、日柱の干支で読みます。

日柱の干支が納音なっちんの相手は「自分と真逆の価値観に生きる人」です。

納音なっちんの相性の相手は、自分と全く正反対。

なので、自分にできないことを相手がやってくれたり、自分が気づかないことを教えてくれたりする相手です。

お互いの悪いところを補い合うことができれば、うまくいく相性です。

しかし、納音なっちんの相性の相手は、自分と全く正反対なので、最初は全くウマが合わない可能性もあるんです。

価値観や考え方が違うので、衝突したり、理解しあえなかったりすることもあります。

そんなときは、正反対の部分を認め合いながら、付き合っていくことで相性が良くなっていきますよ。

こんなふうに、命式の読み方を知ると、うまくいきづらい相手との関わり方の工夫ポイントも見えてきますよね✨


納音なっちんがある年はどうなる?


年運が納音なっちんの年は、次のような現象が起こりやすくなります。

  • アクセルとブレーキを同時に踏んでいるような状態

  • 物事が強制終了しやすい

  • できかかったものが白紙に戻りやすい

  • 自分の意志ではコントロール不能な事態に見舞われやすい

  • 状況が180度変わる学びの期間

  • 苦労してきた人ほど、チャンスに恵まれる

年運 納音なっちんの年に、上のような状況に見舞われたら「今年は徹底的に断捨離する一年」だとわきまえて、運を天に任せて過ごすのが無難です。

「白紙に戻りやすい」ではなく、思いきって「白紙に戻す」くらいがちょうどいいのです。

にっちもさっちもいかない状況にしがみつくよりも、コントロール欲求を手放すことが年運 納音なっちんの年回りを過ごす秘訣です。

ちなみに2023年に年運 納音なっちんの年回りの方は、日干支が【癸酉みずのととり】の方になります。

四柱推命鑑定に携わっている方なら、年運 納音なっちんの年回りに起きた出来事を、記録に残しておくとよいでしょう。

ご自身の経験が、鑑定のときのケーススタディとして役立ちますから…✨


まとめ

納音なっちん

  • 天干が同じで、地支が冲の場合に成立

  • 物事が白紙に戻りやすかったり、強制終了しやすい

  • 納音がある人の特長:エネルギッシュだが魅力が眠っている

  • 納音がある場合は、謙虚さと人を喜ばせることを意識することで開運する

  • 納音がある年は、状況が180度変わる学びの期間。苦労してきた人はチャンスに恵まれる


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