太田修嗣(特例認定NPO法人くるみー来未・理事長)

本業は会社員。ドイツ赴任中に当時3歳の息子が自閉症の診断を受ける。その後川崎市に居住、父子家庭で暮らす中で様々な困りごとに直面、2014年に仲間とNPO法人くるみー来未を設立。法人理念は「自閉症のように多様な特性のある人と家族が、自分らしく豊かに生きることができる社会を創る」

介護休業をとってみて。

この春、息子は特別支援学校高等部を卒業し、4月から福祉事業所に通う生活が始まりました。学校生活が終わり、働き始める。というのは、とても大きな環境変化です。生活パターンも、通うルートも、服装も、日々関わる人も、緊張感も、すべてがガラリと変わります。私自身も会社生活になじむまで大変だった20年前のことを思い出します。息子には自閉症・知的障害があり、ことさら環境変化が大きく影響することがあります。

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「どう働くか」は、「どう生きるか」。

前回の記事にも書きましたが、私の本業は会社員です。
そして、障害のある息子を育てています。
そして、NPO法人を運営(しかも理事長&事務局の両方)をしています。
・・・そんな自己紹介をすると、こんな反応をいただくことがあります。

「どうしてそんなことができるの?」
「タフですねぇ…💦」
「太田さんには、時間が48時間あるんじゃないか?って思うよ」

うーん。
自分では「やむにやまれずやってきた

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くるみの目指す社会とは?

会社員生活の傍ら、NPO法人くるみー来未(以下くるみ)を立ち上げ、運営し始めて丸5年が経ちました。くるみが目指しているのは「インクルーシヴな社会づくり」です。なぜならそれは、今よりもっと豊かな社会になると思うからです。

■インクルーシヴな社会って、どんな社会?

聞きなれない方もいらっしゃるかと思いますし、人によって定義は異なると思いますが、わたしが考える「インクルーシヴな社会」とは、「年齢、性

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