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SALって?

2021年は"Mystery Sampler Stitch-A-Long"略して"SAL"に参加しています。
"SAL"って、SNSで見かけたことありませんか?

SALとは...


"SAL"は、クロスステッチの文化のひとつ。

"Stitch-A-Long"は「長く刺す」という意味。
デザイナーは大きなクロスステッチ図案をブロックにわけ、定期的に1ブロックずつ公開します。参加者はその公開を追いかけながら、長い時間をかけて作品を完成させるプロジェクト。誰でも参加できます。

公開時点では完成形がわからないものをミステリーSALとかミステリーサンプラーとか呼ぶようです。ただいま12ヶ月かけて完成させるミステリーSALに挑戦中⚐⚑⚐

▼たとえば1月23日。1月分完成したところ。

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▼6月13日。すこし遅れて5月分完成。

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▼7月17日。6月分完成。

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ちょっとプロジェクトの輪郭が見えてきましたか。こうやって少しずつ公開される図案を追いかけるんです。

そして刺繍が進んだら、ハッシュタグを使ってSNSで進捗をシェアします。

わたしも最初はInstagramで"SAL"という文字と、同じ図案の作品をたくさん見かけ、一体どんなプロジェクトなのかと疑問だらけでした。
しかもアカウントの国籍はさまざま。実際、図案を探してみたら海外のサイト発信のものばかりだし、必然的に参加者も海外の方が圧倒的に多い。

でもだからこそ、離れたところにいても、励まし合いながら同じペースで進んでいけるところが時代に合っていていいなと思います。全然知らない人同士だけど、SNSを通じて、同じ図案に取り組んでいるということに刺激や元気をもらえます。わたしも誰かの元気になれていますように。

SALいろいろ

今年わたしが参加しているのは、オーストラリアのデザイナーさんのサイトで無料公開されいている図案。12ブロックに分かれた図案が毎月1日に公開され、1年かけて完成させるというものです。

SALのコンセプトは「長く刺す」こと。なので大きな作品が多いのですが、中には3、4ブロック程の手軽なSALもあるみたい。

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◆2021年、わたしが参加しているのは Linen and Threads
1月から毎月1日に図案が公開され、1年かけて作品を完成させます。今年のテーマは「タラベラタイル」です。なんといっても無料なのがすごい。
(追記:サイトリニューアルのようです → SAL2022 )

◆日本の参加者も多い Modern Folk Embroidery
デザイナーのジェイコブさんは日本の雑誌「ステッチイデー」でも3ブロックのSALを連載中。日本では特に知られている方だと思います。

◆かわいくて気になっている Historical Sampler Company
クリスマスに向けて4ブロックで構成。キットも販売されているようです。

◆こちらも気になっている Marjorie Massey さん
キットを販売している日本の代理店はありましたが、公式サイトが見当たらず。FacebookグループでSALの図案を発信しているみたい。

ほかにも、Etsyなどハンドメイド販売サイトでもPDF図案をみかけます。

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参加者もいろいろ

初心者もベテランも。いつも公開直後に完成させているかた、遅れ気味のかた(←わたし)、途中からスタートしたかた、2種類掛け持ちしているかた、何年か前の図案に取り組んでいるかたも。

はじめたいときがはじめどき!
海外のサイト=英語だから、そこはちょっとだけハードルがありますが、どうやってはじめたらいいのか「SALのはじめかた」も追々まとめたいと思っています。

▼まとめました(追記)

わたし自身は来年参加できるかわからないけど、できなくても「いいね」しに行くと思います。みんなでシェアできたらうれしいです。
SALがもっと盛り上がりますように。

#刺繍 #クロスステッチ #SAL #ミステリーSAL

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