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野菜由来の紫色について



ポテトチップスの色付けに

チップスターに珍しい色が追加された。スーパーマリオとのコラボレーションだという。今年に入って、ナビスコのチップスターに海老のすり身を入れたバージョンが追加された、味はかっぱえびせんに近かったが、今回のは紫色をしていて、味はカレー風味になっていた。紫色をしたポテトチップスは珍しいが、紫色をしたものでは

  • 紫キャベツ

  • さつまいもの皮、または実が紫の「種子島紫いも」

  • じゃがいもの品種「シャドークイーン」

など、自然由来でもこのように目立つ色になる。
また今回は吹き出しが雲のように見えるように、図形を工夫した。吹き出しと言っても決まった形はなく、漫画のようにテロップが見えるように工夫した。このような目的でadobeの画像加工ソフトを使って、生活に役立てるようにしていきたい。

素材はwikipediaを参考にした。

紫のじゃがいもの花
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%83%A2#/media/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Potato_flowers.jpg

紫のじゃがいもシャドークイーン
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%83%A2#/media/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Potato_flowers.jpg

グミ菓子の原型「ハリボー」

ドイツのグミを作っているメーカーの「ハリボー」がある。これとスーパーマリオのコラボ商品があった。これはスーパーマリオのキャラクターをグミの形に加工したものだ。裏の成分表を見ると発色自体はビビットな原色だが、添加物がなく自然由来の成分で作られていることが分かる。ただし、味付けは砂糖がとても多くなっていて、元のハリボーゴールドベアやハッピーコーラグミに比べると大分甘い味付けになっていた。国内の食品メーカーのグミの方がゼラチンの硬さなども含めて繊細で緻密な味付けになるが、ハリボーの素朴で混じりっ気のない味は飽きがこない独自のものだ。その嗜好性に任天堂も目を付けたと思われる。

「ハリボー」のCMはあまり見たことがなく、駄菓子屋などで1000円いないで買えるお菓子を選んでいると、味がすっきりしていて、また食べたくなるという種類では、英語の表記の「HARIBO」がずば抜けていた。味は水飴にゼラチンを加えたようなものだが、適度に歯応えがあって食べやすい。

日本のコーラアップというグミとも違う、この素朴で独特の味と感覚はハリボーならではと言える。

紫色の野菜の色素アントシアニン

また植物色素アントシアニンは、酸性にすると赤く、アルカリ性にすると青くなるという。紫キャベツの汁に酸性の酢をかけると赤くなることと、アジサイの花の色が変わるのは同じ成分に由来する。ただし、アントシアニンを化学的に抽出しているという訳ではなく、細かく粉末状にした野菜本来の紫色が、キャラクターの艶になっている。そのため紫キャベツとさつまいもでは同じアントシアニン由来の紫色であるが、その風合いは野菜によって変わってくるという。

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