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室蘭に家を買う ②可能な限り、安心な家

次の家はもちろん、終の棲家になるだろう。そこで気になるのが、ハザード関係だ。千島海溝沖地震は、いつ起きてもおかしくないといわれているし、津波や液状化は室蘭市ではどんな想定なんだろう。地形的に、河川の氾濫の心配は? 南海トラフの大地震が起こる確率も、今年の1月に引き上げられたばかりだし、まずはハザードマップをチェックすることにした。

買って来た地図の白黒面側に、ネット情報のハザードマップを蛍光ペンで写し描いていく。太平洋に面している街だけに、注意するべき範囲は意外に広かった。将来車を手放すときを考えると、やっぱり駅は近い方が良いか。いや、それより大きなショッピングモールがある方が何かと便利か。せっかく景色の楽しめそうなところに引っ越すのだから、少し田舎の方がのんびりできるかな。

不動産情報サイトを覗いては地図で位置を確かめる、ということを繰り返しているうちに、少しずつ町名が整理されてきた。将来的に寝室を1階にするためには、リビング以外にひと部屋ほしい。そこに駐車場とトイレ2つというだけで、選択肢はぐっと狭まった。買ってからリノベするのでも良かったけど、安い値段で古いまま公開している物件よりも、水回りや壁紙を一新して、見た目をキレイにした状態で売り出している方がはるかに多い。

1981年6月に、耐震に関する建築基準法が大幅に改正されたので、その前と後で住宅の資産価値は、大きく変わっている。さらに木造住宅については、2000年6月に更に厳格化しているから、中古物件なら建築確認申請が2000年6月以降に出されたものを選ぶのがベスト。つまり、築で見ると2001年以降が安心。ところが、これだけの内容を満たす建物がなかなか見つからない。

・ハザード的に問題が少ない
・2001年以降築の戸建て
・駐車場あり
・1階に2部屋
・トイレは2か所
   これだけなのに。。。

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