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手抜き介護 ㉟洗濯機を買いに その3

新しい洗濯機が届く前に、作業の動線を確保しておかないと。サニタリーの収納や掃除機、バケツなどを移動したら、あちこちにぶ厚いクモの巣が張っていた。気が利く娘なら日ごろからちょこちょこ掃除くらいしているかもしれないが、私はこんな機会にするだけで精一杯。

業者が古いのを撤去すると床の黒カビがあらわになり、排水の周りがじんわり湿っているのが見えた。新しいものを運んでくる前に、急いで壁と床を拭く。壁の巾木がぶかぶか浮いているけど、見ないふり。

今まで気づかなかったが元の洗濯機も少しかさ上げしてあったので、新しいのを置いても「邪魔具合い」は一緒だなと思った。が、現物が運ばれて来るのを見て、母が「大きい!」と眉をしかめた。「サイズ的にはほとんど変わらないよ」と言っても、全く信じていない。旧式はお腹が出たポテッとした形だったのが、今度のはスリムになっていてイメージが違うせいだろう。

ドラムの容量は確かに大きくなったから、「小さいところにたくさん詰めるのはまずいけど、大きいとこで少し洗うのは問題ないから」というと、ちょっと不満げに「うん」とうなずいた。その後母がリビングに戻りながら、大きい声で父にいう。

母「お父さん、見て! すごい立派だから!」(すごく不満げに)
父「良いだろう」(立派なら良いじゃん、という感じ)
私「今日すぐつけれるのが、そんなに種類もなかったし」
母「別に今日つけなくても良かったのに」←何だと!

多分、私が帰った後でひとしきり愚痴っているのだろう。こんなに大きいの要らない。ただでさえ狭いのに。そんなに急がないで、もっと小型のが良かった。。。でも、貰い物ということで、最後は自分を納得させるのかもしれない。相変わらず、しびれるぜ!


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