中学2年のときに転校していった友人と、46年ぶりに会うことになった。別の友人に話が来て、私にも声をかけてくれたので実現する女子会。まさかあのころは、次に会うのは還暦なんて、思いもしなかった。

小5くらいで転校してきた、活発でオシャレな女の子。もさもさ暮らしていたイナカの集団に、刺激的な風を持ち込んで、男の子たちもざわついていたっけ。当時こっぱずかしくて口にできなかった「愛」なんて言葉も平気で言うような、違う星から来たんじゃないかと思わせる不思議な人だった。

年賀状が途切れた時期もあったけど、また突然送ってくれたりして、細々とつながっている。実家がこっちにあるからたまに来ることがあるみたいと、今回連絡をくれた友人から聞いていた。その彼女は顔が広く、先日同級生の「男子会」の写真がlineに流れて来たと言って見せてくれた。

地元近辺に住む20人ほどが集まったという集合写真。1学年100人ほどの学校だったから、クラスが違っても顔と名前くらいはみんな一致している。でも写真を見て誰か分かったのは2人のみ。名前を聞いて、ああーと思ったのが1人。あとは名前が分かっても、記憶と違い過ぎて驚愕(´ﾟдﾟ｀)

まあ、他人のことは言えない。こちらの集合写真を見たら、男性陣も同じような話で盛り上がるのだろう。写真なんて、イマドキうっかり撮るもんじゃないな。今回は3人での宴会だから、「この人誰だっけ」となる心配はないのが良い。ぎょっとしても、顔には出さないでよね。