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ジャンプのMMA漫画最終話🤼

俺たちの闘いはこれからだになってしまった。

非常に残念としか言えない。

これ以上言うことはないだろう。

捨て台詞みたいな巻末コメント

多分作者はもうスポーツ漫画は描かないと思う。

ジャンプは恐らくスリーアウト制を設けているのではないのだろうか?

それでもまだ優しい方で生涯のうち一巻しか出なかった漫画家もいるし、モチベーションが続かずにフェードアウトしてしまう人は多かったことだろう。

次描くことが許されてもそれが最後で契約を切られるのではと感じる。

べるぜバブの作者も3回くらいジャンプで連載したことがあるがヒットしたのは初期作品のみで後は途中で打ち切りとなって次は他誌で連載するようになった。

ギャグ漫画であった伊達先輩の漫画の人も初期は微妙で2度目はスポーツ(柔道)を描かされたがそれも敢えなく打ち切りとなってしまったが、それだ他誌で描くようになったら大人気となってしまったのだから人生何が起こるか分かったもんじゃないのである。

しかし捨て台詞的な巻末コメントを残したので、これは掲載に当たってジャンプ側の要望なのだろうと感じる。

いきなり回想から始まる
これも回想
実はこれもまた回想だったのである

黒縁の齣は回想なのだけどこれは誰の回想なのか、二兎の兄である一狼のものである。

繰り返して来たと思うが、火ノ丸相撲の登場人物が主役になりきれなかった人物ばかりなのでそもそもこれ自体を主役に添えて物語を進めるのも物凄く苦労するものではなかったのだろうか。

二兎がサイコパスであれば良かったのかもしれないが、多分それ少年誌では不可能だろう。

サイコパスであるような主役は別人格に乗っ取られるという設定であれば心象を悪くすることはないのだろう。

遊戯王なんかは別人格は別人であるとしたので読者が置き去りにされることはなかった。

別人格、別の人間が本人に宿ってる設定は中二病なのでジャンプとしてはもう少し上の設定だろうと感じる。

それは幽遊白書でお腹いっぱいだし、大体別人格を悪としてそれに打ち克って乗り越えるパターンを少年誌で描いて来たので一つの成長段階における「悩み」だったのではと思えるが、今作ではその主役に葛藤すらないので真性のサイコパスだったのではと感じたが、それがありありと描かれることはなかったのが残念でならない。

葛藤がなくても良かったのだが、多分それは孫悟空の頭の輪っかのような役目を多分周りが果たすのだろうが、練習風景を一話使う程度で話を進めなくてはならないので非常に難しいのだと感じる。

狂気の主役なら誰かと考えたがデスノートの夜神月はそうかと思ったらあれは違うと思う。

計画的だったけど追い詰められて狼狽える様はやっぱり小悪党である。

サイコパスはそういう計画性から遠く離れているのではと感じる。

例えば試合中ににっこり笑うような人は正しくソレなんじゃないかと思う。

しかし勿体無い。

それじゃあ他誌なら大丈夫だったのかと思ったら怪しい。

ジャンププラスも考えられたのだろうが、スポーツでヒットさせたいジャンプ側の思惑でGOが出たのではと思う。

最終巻にエピソードが追加されるらしいのでどこまで“完結させることが出来る”のか見ものだが、話の続きは無理なのだろう。

何度も言うが、単行本の売れ行き次第である。

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