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ジャンプのMMA漫画が始まった🤼

作者は火ノ丸相撲の川田。

ジャンプ本誌や増刊号の読み切りを経て相撲(格闘技)とは無関係な漫画を描くかと思ったらやっぱりプロスポーツ系漫画を描くことになってしまった。

MMAではないが20年以上前に同じくジャンプでMMA漫画が始まっていた。

その時代もやっぱり格闘技ブームでそれに乗っかったような形で始まったと言える。

名前は敢えて言わないでおこう。

満を持して始まっても途中打ち切りという憂き目に遭ってしまったのである。

今後そういう話を交えるだろうが、プロスポーツも将棋漫画と同じくジャンプにとっても鬼門だった。

しかしこれでボクシング漫画といい、MMA漫画といい格闘技スポーツが同時に連載されてしまった。

ボクシング漫画はモンスター井上尚弥がいて、MMAは明らかにRIZINやブレイキングダウンの影響だろう。

しかしどれも地上波では行われない。

格闘技もお金払って観るということが定着され始めた。

K-1未払いで地上波を追われた時にニコニコ生放送でのPPVを始めたことで愈々外国並みに進んでいくのだなと感じたが5年程度でそれも終わってしまった。

そしてまた5年くらい時が進んで通信網が発達するようになってから別に地上波に拘らなくてもいいやという空気になって格闘技が地上波からすっかり消えてしまった。

そもそも今の時代テレビドラマもバラエティーもサブスクで観る時代となってしまった。

時代はNHKに倣ったのである。

と、こんな感じで話を挟んで余計なもので肥え太ってしまったが、漫画の内容で感じたこと。

國崎チヒロの娘がなんだかジョシカクをし始めているらしいじゃないか。

そこだけが気になった。

世界線はどうやら一緒らしい。

でも國崎の名前とその娘というだけではっきり分からない。

あれから10数年経っているっぽい。

スケットダンスも作者のウィッチウォッチに出させていたし、何でもありだろう。

名前は出すがそこまででいいとも思う。

そもそもあの火ノ丸相撲ですら色んな主人公がオーディションに落っこちて集まって出来たようなものである。

國崎チヒロは主人公から落選した準主役である。

しかしこの作者は噛ませ犬を出すのが好きだな。

不良を出すことで主人公の力量を測ることが出来る訳だ。

ジャンプ流ならその不良もまた仲間になっていくのである。

アイシールドも不良らが加わっていくのだが、結局ドラゴンボールや魁!!男塾のようにステージに進むたびに置き去りにされるという運命を待つ。

ある種のセオリーから逃れられないのだろう。

作者川田の師匠である藤巻忠俊は長年バスケ漫画を描いた後にゴルフ漫画を描いたのだがこれは1年程度で終わってしまった。

(ゴルフ漫画も鬼門だね…。でもライジングインパクトはファンの要望で再開されたこともあった珍しい漫画だったけど。)

その後にスポーツとは無関係な漫画を描き始めたがなかなかどうも受けているようだ。

ジャンルは違えども同じような漫画を描くことはやっぱり難しい。

その当時の読者がいた場合、以前の漫画を重ねてしまうのだろう。

今回の漫画は家族が関わって来そうである。

初めに認知症の祖父を出したことでこの祖父を中心に話を進めていくのだろう。

火ノ丸とはまた違った話が始まる。

この辺りは高校生家族っぽい。

しかし認知症の家族ってこれまた一ノ瀬家の大罪だっピ。

ジャンプが創刊されてから55年以上だっけか、創刊から読んでいたような人もそろそろ後期高齢者に突入するもんな…。

家族に振り回される、と見ていいのだろう。

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