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信頼信用できる人間関係をもっていますか?〜綱渡りの達人の話〜

心の底から信頼できる人、いますか?

時は1859年。

チャールズ・ブロンディンという綱渡りの達人が、ニューヨーク・タイムズに一本の広告を打ちました。

「ナイアガラの滝に一本の綱を通して、そこを渡る」と。

高さは50m、長さは335mの細い綱です。


当日、約5000人の見物人が訪れ、彼は集まった観衆を前にして問いかけました。

「私がこの綱を無事に渡って帰ってこられると信じる人は何人いますか?」


観衆は拍手で彼を信じることを示し、彼は見事に綱の上を渡って帰ってきました。

そして、彼はまた観衆に問います。

「私が無事、手押し一輪車を押して渡って帰ってこられると信じる人は何人いますか?」


観衆はまたも拍手で信じることを示し、そしてまた彼も細い綱の上を無事、手押し一輪車を押して帰ってきたのです。

そして、彼はまた問います。

「私が誰か人を背負って、この綱を渡って帰ってこられると信じる人は何人いますか?」


観衆はまたも拍手で彼を信じていることを示しました。

手押し車もできたんだから、彼なら人一人くらい背負って歩けるだろう。

ブロンディンは、さらに続けて問いました。

「では、あなた方のうち、誰が私の肩に乗りますか?」


これにはさすがに誰も応えませんでした。

先ほどの5000人のうち、ほぼすべての人が彼を信じていると言ったにも拘わらず…。

もしここで誰も彼を信じなかったら、彼の名前は永久に消えていたかもしれません。

しかし!長い沈黙の後、たった一人、5000人の観客の中から名乗り出た人がいました。

ブロンディンの親友です。

ブロンディンは親友を肩に乗せ、見事にナイアガラの上に架かる綱を渡り終えたのです。


こうしてブロンディンは、人間を担いでナイアガラの滝を綱渡りした世界で最初の人となり、そしてまた彼の親友も、担がれてナイアガラの滝を綱渡りした世界で初めての人になったのです。


本当に信じるというのは「行動」を伴うことであり、成功するためにはそのような親友を持つことが必要なのかもしれません。


綱渡りにもし失敗したら、もうそれはしょうがない。

お前の失敗は俺の失敗だ。

お互いに責めることはない。

うまくいかなかったらその時はその時。一緒に考えよう。


そんな関係性の人が何人いるのか?

それによって人生の幅が決まってくるのでは?と思うのでした!

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