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日々の値段。

果たして、今日はいくらだったのだろう?

こんなことをいっつも考えている。


今日は自分の対価を支払うに値する1日にできたのか。


1日の重みを知らない人と深い話はできないかもしれない。

昔好きだった歌に、


神ともにいまして
ゆく道をまもり
あめの御糧もて
ちからを与えませ
また会う日まで
また会う日まで
かみのまもり
汝が身を離れざれ

と言う賛美歌があった。

これ、旅立ちの歌であり、別れの歌なのだ。

卒業であったり、人生であったり。

私自身はクリスチャンではないのだが、

6年間みっちり学校で教育を受けさせていただいたおかげで、

知ってるんだなあ、これが。


現在、キリスト教の本山であるバチカン市国を要するイタリアに住んでいるので、

教育を受けられていたことは本当にありがたい。

遠藤周作の沈黙の映画も見たけれど、あれは痛かった。


世の中には知っておいた方がいいことがたくさんあるけれど、そのうちの一つ。

宗教観。


また会う日まで と地上の人たちにいう時が来るまで、

日々の値段を高めていきていきたい。


それが、のんびりする1日だとしても

ほうれん草を育てる1日だとしても

誰かを救う1日だとしても

落ち込む1日だとしても


今日も一日ありがとうと、


寝る前にメガネを外して何も見えない天井に向かって、


語りかけるんだ。

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