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自己肯定感の低い女性と告知事項

こんばんは、有馬記念頑張りましょう。段々と寒さが増し、雪も増えてきた。新しく雪が降った道を歩くと、雪が圧迫されて低い音がなる。まっさらな雪に綺麗に靴の跡が残る。また誰かがその道を歩く。気が付いたら道になっていたっていう中国のお話があった。山月記だったかな。

 大勢での飲み会は正直苦手だ。特に忘年会だったりは生きていて楽しかった記憶がまるでない。視野が無駄に広いので誰がセクハラしてるとか、この人楽しそうにしてないなとか、早く帰りたいんだろうなとかが分かってしまう。気付いたら1人で飲んでいる。カラオケでもこの曲はスベるとか歌って盛り上がらなかったらどうしようと考えてしまい、気付いたら1人で飲んでいる。忘年会ステークスはそんな感じで、最後方で入線することが多いが、無駄に気付いたら1人で飲んでいるので、次の日も無駄に二日酔い。悲しい二日酔い。

 連闘で臨んだ忘年会カップはそこそこ楽しかったがやはり50-60人となると、先手争いが激しくなる。いつも中団待機、後方待機で目が合った女性と後半は飲むことにしている。もちろん私はブサイクなのはここでは置いておいて、私のタイプの女性がいればまずは肩ムチを入れてポジションを取りに行く。マイナー外科医界のルメールと言っても過言ではない。

 職業上、やはりいろいろな看護師が飲み会だと寄ってくる。1人と仲良くしたら1人が変な噂を流し、1人が嫉妬して、1人がまたアプローチしてきて、その繰り返し。「ノーザンファームの使い分け」と表現したら殺されるのは明白だが、レースごとに誰と仲良く飲むか考えなければならないのが、たまにめんどくさい。田舎の事情はよく分からないが、医師と友達、医師と飲みに行ける、というのをステータスだと考える看護師が後を絶たない。だから無駄に嫉妬して変な噂を流したりする(ほんますみません、変な噂を流したりとか言ってますが全部事実です。多分私が悪いです)。

 少し背の高いあなたの耳に寄せたのはおでこじゃなくて鼻くらいの身長の看護師が忘年会カップ終盤でいきなり近付いてきた。私以外といちゃいちゃしないでください、という理由のわからない言葉とともに。飲み足りないとか言い始めて解散したのにも関わらず、電話で「コンビニで1杯だけやりましょう」と。わたしも酔っていたので「コンビニで1回だけヤりましょう」に聞こえて、アソコが宝塚記念のゴールドシップ状態に。すぐさまキャンターでコンビニへ。

 よく分からないビールを私が買って、聞いたことのない発泡酒をその子が買った。歩きながら飲みましょうか、とさすがは髭男を普段からカラオケで練習する南原のエスコートで並走のまま散歩。途中看護師や医師にすれ違ったが、別に気にせず。歩いていきなり「わたし今日生理なんです」と。これには広末涼子にブチギレた中尾彬並みのテンションで、「そういうことを言うな!あと別に生理とか関係ない。」とちょっと自分の性癖も暴露してしまう大失態。

 「私を優しく扱ってくれるだけで期待に応えようとしてすぐそういう関係になっちゃうんです、」と。これには29歳男性、エピファネイア並みのハミの噛みを必死に抑える。

 「不倫相手だったこともあるし、毎週遠くまで男の人の家で泊まってます。泊めてくれたらやってます。」

うん、ちょっと厳しい。私は大事な人だったらその話をしないし、Twitterでしてしまっているのは問題だが、その線引は極めてシビアに行っている。別にグイグイ来られても嫌じゃないけどそういうトラップもたまに仕掛けられることがある。

 もちろんカンファレンスに議題をあげて、別の看護師と検討。その人は「1回関係持ったら1番になるまで嫉妬深い人で、ヤッた男の行為がどうだったか友達に話して、星で評価してますよ?」と。ぷろたん、ってどこにもいるんだな。

 騎乗依頼が来てもすぐ断る川田将雅の立ち振る舞いが出来た南原はやはりソールオリエンスに賭けたい。阪神カップはツイートで飛ぶ馬を発表する。では、よい週末を。

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