Kusudama Waritai

高齢者福祉に携わり、早15年が過ぎようとしています。今ままでの経験に因んで、思う事や大…

Kusudama Waritai

高齢者福祉に携わり、早15年が過ぎようとしています。今ままでの経験に因んで、思う事や大切なことを綴っていきたいと思います。どうぞよろしくおねがいいたします。 資格:社会福祉士/介護支援専門員/介護福祉士  趣味:写真、うどん・ラーメンを食べる事

最近の記事

カメラを持ち出す時

こんばんは! かなり久しぶりの投稿になります。 読んで頂けたら嬉しいです♫ 皆さん、ストレスが溜まったらどうします? 運動、ゲーム、お酒を飲む…色々とありますが、 どれも、何かに集中して気を紛らわすことが出来る事ですよね。 私は、ストレスがフルマックスになると髪を切りに行くか、 写真を撮りに行きます。 私が撮りに行く場所は、決まってストリート。 色んな感情が入り混じった場所に、 自分と同じ感情を写し撮る。 そうなんです…私の写真は暗いものばかりw それでも良いんです。

    • 吉本興業の話から思ったこと

      連日のニュースで取り上げられている吉本興業の話。 社内の違和感や社への憤りは、種類は違えど私の職場だって同じだ。 第三者から見て、松本さんやさんまさんみたいな先輩がいるだけまだまし。 そう思う人って結構いると思うけど…。 例えば、職場において疑問に思うことや明らかに間違ったことに対して 同僚同士で、ああしよう!こうしよう!「じゃ次の会議で意見言うね!」と言った会議で、「僕は違うと思います!」「そんな話知りません!」ってな感じで思いっきり手のひら返されたりする事は何処でもある

      • 介護疲れからの殺人

        ある受け持ち利用者宅に訪問すると、毎月同じ事を家族は言う。 「脚でも骨折して寝たきりになってくれんかな?」 訪問を重ねる度に話す内容はエスカレートして 「誰か寝たきりにしてくれんかな?事故があっても絶対責めたりしないから。」 現在、要介護2であり特養の入居条件に当てはまらないので どうやってでも区分変更をかけて介護度を上げたいらしい。 老健や有料の入居は希望していない。どうしても特養が希望。 すぐには入居は難しいことも伝えるが、それは了承済み。 男性一人で介護をしており

        • 人は置かれる立場で変わる

          現場の介護職員で仲の良い人たちが数名いました。 そんな人たちも、日頃の頑張りでそれぞれに役割を任され、 責任のある立場に現在は居ます。 慣れない業務と責任感からの圧に負け 疲労困憊の様子がこちらから見ても伺えました。 そう、そのような様子はずっと続いて...続きすぎて、 挙げ句の果てには「あれっ」てな具合になっていました。 それが分かったのが「目つき」でした。 役職になれば、今までの同僚も上下の関係になってしまい、 どうしても厳しく言わなければならないことが出てきます。

        カメラを持ち出す時

          医療職と福祉職が相見えない理由

          施設で働いたことがある人は経験があるかもしれませんが、 介護職と看護職では仲が良く無いような気がします。 (※勿論、助け合って業務をこなしている病院や施設もあるのも知ってます。) 『看護師さんっていつも上から目線なんですよね!』 これがほとんどの介護職員さんの言い分。 まぁ、そんな人もいなくは無いだろうし、あながち間違いでも無いと思う。 『私たちは命を預かって仕事をしているんです!』 こんな事を言っている看護師に以前出会った。 その為、看護師さんの業務に携わる緊張感によっ

          医療職と福祉職が相見えない理由

          私の仕事

          私の仕事は現在介護支援専門員、俗に言うケアマネージャーである。 一般的にこの仕事どのように思われているのだろう? 良くその様な事を思うのだが... 行きつけの美容院には、 介護を統括している管理者的な仕事と思われているらしい。 面倒くさいからそのままにしている。 自分の親が介護が必要な年代になってきている人には、 結構馴染みのある職業かと思っている...が、 若い人たちにはまだ無縁な仕事だろうね。 同じ介護業界、他のサービス事業所にはどの様に思われているのであろう? ここ

          これからの介護、医療を語る人

          机上の空論とは少し意味的に違うかもしれない。 介護ロボットについてや胃ろう、介護職の定着率の悪さについて よくよくメディアで著名人がよく語ってくれているけれど、 根本的なものをそもそもに蔑ろにして語ってくれているのが目立つのだが、 発言力ある人がその様のことを言うのは止めて欲しい。 例えば胃ろうについて... 胃ろうを造設することが、「延命処置だ」「本人も望んでいない」などとその人達的には言われている。胃ろうを増設したところで、経口摂取が可能になれば、そちらに切り替える人も

          これからの介護、医療を語る人

          挨拶ってどうなの?

          あけましておめでとうございます。 今年もどうぞよろしくお願い致します。 1月4日が仕事始めであり、居宅介護支援事業所の面々は口々に挨拶を交わし 少しづつ、頭の中身を仕事モードへと切り替えていく。 私の事業所は、他の介護サービス事業所が併設されており、 介護や看護、PTやOTまで色んな職種が入り乱れている。 そして今年も例外なく、 現場職員は正月関係なく働いているからなのか... ほとんどの職員が新年の挨拶をしない。 顔を見るなり朝の挨拶も無くいきなり仕事の話をしてくる看

          挨拶ってどうなの?

          しっかりと読んでますか?

          妻の友人から相談を受けた。 有料老人ホームに入居したのだが、 最初の請求で疑問点がたくさんあるとの事。 「家族の許可もなく勝手に外出して保険外サービス費を請求されたり」 (事前に外出時は、連絡して下さいと施設に伝え済み) 「食事を止めた日の食費の請求が上がっていたり」 (食費は月ごとの給食費制ではなく日割り) そんなこんなで、請求が膨大に膨れ上がっているとの事。 ここだけでも杜撰極まりないです(汗 そこで施設の代表に問い合わせたら、 「事務が勝手にした事です。また確認

          しっかりと読んでますか?

          #今年のベストショット

          #今年のベストショット

          一般的に思われていることとの乖離

          患者は、医師の言うことは本当にそのような状態であって 危険な状態である時は、尚更信じこんでしまう。 ある人が、認知症の疑いがあっていつもの主治医がいる内科で診察したところ 「加齢相応のものだ」「微熱のせいでしょう」なんて言われて しっかりと診察してくれないことなんてザラにある(逆もある)。 そうこうしている間に進行してしまい、転倒...そして骨折、入院 入院期間中に認知症が急激に進行ってパターンが待っている。 そもそも医師には得意分野があって、 認知症などの精神の分野が得

          一般的に思われていることとの乖離

          視点について

          特養で働いていた時の事。 その日は夜勤。申し送りの事だ。 「Aさんは、夜間帯はオムツとなりました。」との報告。 『なんでだ?昨日は普通に歩行出来ていたぞ。』 理由はこうであった。 夜間帯に自分で離床できずに失禁をするようになった。 さて夜間帯。 夕食時もいつもと変わらず歩行出来ている。 0時を過ぎる頃に訪室すると、 Aさんがベッド上で変な向きで臥床し、もそもそしているではないか。 これは、尿意があるものと思い離床させようとして、そして気付いた。 ベッドの端で座ってもら

          視点について

          介護施設における虐待について

          一時、介護施設における虐待のニュースを見ない日が続いていたと思う。 でも見ないのはテレビだけで、実際は表に出ていないだけ。 虐待はどうして起きるのか? 介護保険施設に限らず、有料老人ホームを含める介護施設では、虐待研修は必須である。管理者の皆様...若しくは現場を知らない人は、研修を実施する事で満足していませんか。そんな事では虐待は無くなりません。 介護は重労働である為、外国人労働者の導入や処遇改善の改正による給料のアップをすれば良いと。違います。皆さん、ハロワ等で労働

          介護施設における虐待について

          はじめまして。

          このnoteに、いろんなことを綴っていこうと思います。  まず最初に、簡単な自己紹介から... 介護職を機に、高齢者福祉の世界に入り、現在は介護支援専門員として 働いております。 それまでは、介護職は勿論...サービス付き高齢者住宅の施設長やら訪問介護の管理者、はたまたデイサービスや有料老人ホーム、訪問系の事業所を統括する仕事をしていました。 この業界に入ってからは、いろんなことに疑問を持つ事をきっかけに、いろんなん資格を取得しました。介護福祉士、社会福祉士(何の役にもたっ

          はじめまして。