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接客事例144 のどのいがいが

【接客事例144】
1週間前に風邪をひいて、のどのいがいが以外は良くなった。咳は出ない。
何か良い薬ありますか?
40代女性

【解説】

最近のどが痛い風邪の人、多い感じがします。

今回は風邪のあとの「のどのいがいが」という症状です。
麦門冬湯でも良いとは思うものの、咳が出ないとなると効能効果的に微妙なので、龍角散ダイレクトなどを検討したいところです。

龍角散ダイレクトは水なしで使用できる粉タイプの商品で、この分野の商品の中ではひときわユニークです。トローチタイプもありますね。
粉末タイプはミント味とピーチ味、トローチタイプはマンゴー味です。
効能効果に「のどの不快感」があるのが良いです。あらゆる場面で選択可能な商品です。

効果をお客様に説明するのはちょっと難しいですね。
まずホームページの記述から。以下です。

“微粉末生薬成分がのど粘膜に直接作用
微粉末生薬成分がのど粘膜に直接作用して線毛運動を正常に保ち、のどの異物排出を促進します。”

“健康に欠かせないのどのバリア機能「線毛運動」
のどには呼吸と一緒に体内に侵入してくるホコリやばい菌、化学物質、花粉等の異物を排出するのどのバリア機能「線毛運動」があります。
その働きのおかげで私たちは、健康に過ごすことができています。
しかし、空気の冷えや乾燥によって、「線毛運動」が弱まってしまうと、異物の排出ができなくなります。通常「せき」や「たん」によって異物を排出していますが、その「せき」や「たん」がよりひどくなったり、のどに炎症を引き起こしたりします。
炎症によって更に「線毛運動」が弱まってしまうという悪循環にもなり、体調不良を引き起こすだけでなく長引かせてしまうのです。”

これをもとにどう説明するか考えていきます。
簡単にいうと「のどをいい感じにする」ですが、あまりにも簡単過ぎるので「のどの機能を正常に近づけることで不快感を解消するような作用」みたいな感じで良いかなと考えました。

カジュアルに紹介できる薬ではありますが、やはり医薬品なのでその作用機序について説明する言葉は持っておきたいところです。

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