【告知】2018/02/25(sun)Trigonofuncth 2nd Anniversary at TRIANGLE

TrigonofuncthX --2nd Anniversary--

2018.2.25(sun)
TIME:14:00~22:00
DOOR:2000YEN with 1D
(Twinvite "Yes"で500YEN OFF)

【GUEST】
909state(AcidWorx / DESTRUCTION BABY)
西村飯店(低音研究会)

【3F TECHNO & HOUSE FLOOR】
五条 狐萩(天燈通信社)
coolsurf(L4B)
8lo(Familiar Lounge)
7A
RABBIT-DEEPHOUSE
くしゃみ(アニメロウ/speakraw)
kyon(Trigonofuncth/Caoff West/BunGeee☆/アニメロウ)

【3F LIGHITING JOCKY】
ナルチインサイド

【4F NERD & BASS FLOOR DJs】
YMG-C(BEATful Life/Familiar Lounge)
2kain
sanmal(NoiseFanatics)
でるたま((Cross meeting! / Basspot / BEATful Life)
dioxxx (をたまぜっ!)
ぬょたうろす
るえ
WILL(P-FREE)
UNBIRD(galacticluv)
Gi4llo
あいころ(をたまぜっ!)
YANMAH(T.F.C.)

【4F VJ】
horizon
Batsuiti

【Food】
オオノ屋

【4F リクエストお絵かき】&【フライヤーデザイン】
赤津豊

--------------------------------------------------------------------------

上のBIG松村さんのツイートの言葉を借りるならば、僕も「おもちゃ箱をひっくり返したような」という形容詞にハマるDJから始めて無邪気に戯れていたように思う。
ただ、気がつけば周りのDJのほとんどがおもちゃ箱をひっくり返しはじめて、そういうプレイをするDJが珍しいことでもなんでもなくなり、ひっくり返したおもちゃ箱を片付ける人もいなくなってしまっていた。

okadada - 今でもああいうオールジャンルっぽいDJやる機会あるときは、やるんですけど。去年と一昨年は自分の中でもう一回、DJのルールを規定しないとヤバいというのがあって。4つ打ちのルールが動きやすいから一番いいと思ったんですよ。
(中略)-
よくも悪くもストイックなところと、オールジャンルのところの両極になってますよね。
okadada - ツボが固定されすぎているから、これやったらいいんでしょっていうのをやるだけだとヤバいじゃないですか。でもそれをやった方が褒められるものになっていると、場所はどこであれキツいなと思って。-

MONKEY TIMERS × okadada対談 |『LESS』というパーティーを作ること

UstreamでオールジャンルなDJをプレイし2000Viewerを達成。それをきっかけとして様々な人の注目を浴びたokadadaは、だからこそその部分に敏感に反応し、先ほどの言葉をまた借りるとするならば「おもちゃ箱に入っているおもちゃでどう遊べば楽しいのか」という根源に意識的に戻っていくことになる。

去年はぐっとギアを上げて3回やった的な?
okadada - そうですね。やばいなって思ったんですよ。おれはロスディケをUNITでやって、神戸でやって、だんだんヤバイなって思ったんですよ。UNITで最初やった時に、最後ステージに友達とかみんな上がってきちゃったんですよ。選曲もうわ〜ってめちゃくちゃになって、その時めっちゃくちゃ楽しいんだけど、これが楽しくなくなりそうって不安にも思っちゃったんですよ。いつまでこれやんの?って思ったらもうその時には手遅れだし。だから方向性を示していかないと、と思いました。
(中略)
okadada - 神戸のロスディケの後にTwitterで検索したんですよ。そうしたらイベントに来れなかった人が「インスタ見たらいつもの曲が掛かってたから、別に行かなくてよかったな」って書いてあるのを見たんですよ。それ見て「これか…」ってなって。この投稿を見て「やばい」って思ったんですよ。同じ曲でも一回一回、いろいろな掛け方とか流れで毎回曲の印象を変えれる可能性があるのがDJなんだけど、インスタにアップされるのは一番盛り上がる一瞬だから切り取られてそこだけで判断される世界なんやなと。良くも悪くも自分たちはそういう世界で生きていて、じゃあこれに対して何をしないといけないかっていうのを考えました。そういう意味で全体を重視したロスディケを何回もやろうってみんなに言ったんです。

DJ WILDPARTY - ぼくは曲を作ったりライブをしたりするわけじゃないので、ライブっぽいイベントに放り込まれるんですよ。転換のDJとして。もうライブライブライブワイパライブみたいな感じで挟まれるともうDJとしてやることが少なくなってくるんです。DJというか転換DJになっちゃうんで、個人的にはしんどくなってきます。だからロスディケみたいにいろんなDJがグルーヴを積み上げていくっていう時間はとても大事になってきます。昔はそういうイベントもまだあったのが、だんだん違うノリになってきたというのを感じます。
【FEATURED】「LOST DECADE 10」座談会 | tofubeats、okadada、DJ WILDPARTY、tomadが語るクラブとディスコ、音楽で踊ること

代官山UNITにて行われた初めてのLOST DECADEにてDJ WILDPARTYが当日入場していたPa's Lam Systemや三毛猫ホームレスやBanvoxの曲をプレイし、ステージ上に当人達が上がりお客さんを煽る…といったそれまでの自分達のやってきたことの総括を実践していた。そのプレイを引き継いだokadadaは徹頭徹尾ディスコハウス〜テクノをかけ続け「踊り続けやすい気持ち良いグルーヴ」を提示し、これからの自分達の未来の道筋をつけていた[現場にいたような書き方をしていますがtomadが後日アップしていた(現在は削除されている)ライン録音を自宅で聴いての感想です)

そんなDJを聴きつつ、自分も年齢を重ねて中堅に差し掛かろうという時に身の振り方とか考えていて、こういう「散らかったおもちゃ箱を片付けるような」「おもちゃ箱に入っているおもちゃでどう遊ぶのか」というDJを行なっていきたいなーとぼんやりと考えていた。

そんな時に自分の主催しているアニメロウにレギュラーとして入ってもらっていたkyonさんから「TRIANGLEでテクノのパーティーやりたい」と相談兼オファーを持ちかけられて、上記のようなことを考えていた自分のモードにもマッチして参加させてもらっているのが今回2周年を迎えるTrigonofuncthです。

2周年だしちょうど10回目なので1〜9回目で思い出せる限りの思い出を色々と書き連ねたいと思います。

--------------------------------------------------------------------------

2016/2/7 Trigonofuncth(1回目なのでナンバリング無し)

現在はほぼレギュラーで出ていただいているcoolsurfさんと現在はGame(eスポーツ)の方で精力的に頑張っているkoemasaさんがゲスト。

あるこめろこおやつの御三方がメイド服合わせでコスプレをしていたのですが、あるこさんがメイド服を着ながら走り回っていてkyonさんとぶつかりそうになる。あるこさんを避けたkyonさんがぼそっと「お転婆なメイドやなぁ」とつぶやいたことに対して俺が『ご主人様にぶつかって『はわわ〜』ってなっちゃうタイプですよね」と言って2人でゲラゲラ笑いあったのが一番覚えている。
お前、フロアの雰囲気とか選曲とか覚えてないのかよ、と言われるかもしれないけれども定期でやっていったり、一世一代の舞台!みたいな肩の力を入れないパーティー(良い意味で)っていうのはこういうどうでもいいことの方が記憶残っていたりするものなのかもしれない

文化って言うと偉そうな感じですが
僕にとって文化ってよくそこに集まってる友達とか、
それぞれのクラブのミラーボールの位置とか、
あそこの酒は濃いとか薄いとか、
あそこの階段の壁のはがれてるとこの色とか、
あそこのクラブのトイレの右下にある誰それの落書きとか、
あそこにずっと張ってあった剥がれかけのフライヤーの知らないDJの名前とか、
そういうしょーもないとこの全部の空気が文化であってそれが音楽になってるのが好きなように思います。
not dadaistic


2016/4/8 TrigonoFuncth 02

極地的には#gojo_rainで有名であり今回の2周年にも出演していただける五条狐萩さん、
お茶漬けバーオオノ屋にて木曜日の定期パーティー、HardDanceThursdayに出演しているYou-keyさんがゲスト。

LINDAさん(GRINDCIRCUSアルバムリリースおめでとうございます)が15分で「テクノ飽きた!」とハードコアかけだしたり、くろう君がJerSey Clubでかっちりやっている姿とか、TAMAさんのサイケが新鮮だったり...


2016/6/5 TrigonoFuncth 03

シラカワさんと現Mizu no Oto店長のREIさんのユニット、W上皇Sがゲスト。

この辺りぐらいが自分としては3Fと4Fの温度差の違い、分かりやすくいえば3Fに全然客が集まらなかったり、お互いの階での交流がほとんど無いこととかに対してゲストに申し訳なかったり自分がふがいなかったりでメンタルが落ち始めるタイミングだったと思う。


2016/10/14 TrigonoFuncth 04

5Fにて現在においても先端音楽を中心に様々な刺激的なパーティーや企画を行う総受さんが行なっていた治安がいい3.5と共同開催。

自分の選曲が上記のモチベーション的な理由で完全に迷走した回で終わった後にkyonさん、TARACHINEさん達とTRIANGLE前の三角公園であーでもないこーでもないと太陽がそれなりの角度まで登ってくるまで話した記憶がある。話の中でkyonさんに「そういう考えすぎなことはいいからキチンとやっていこう」と言われて自分の中でこのパーティーの今後の選曲に対して見解を見出せた。


2016/12/09 Trigonofuncth05

3Fで別のテクノパーティーをやっていたので4F,5Fの変則パーティー。
心機一転して原点回帰したセットをやったら割と皆踊ってくれて安心したり、そんなセットでもホテル建設したりしてました(再現Mixを録っています )
<TrigonofuncthのTechno/Houseフロアの方向性を決めたキーマンであると僕が思っている1人、BIG松村初参加回。>

2018/2/21 追記:


2017/04/09 Trigonofuncth 06

TrigonofuncthのTechno/Houseフロアの方向性を決めたキーマンであると僕が思っている1人、BIG松村初参加回。

初めて4FのNERD FloorにDJ参加。
いぬのEditをいっぱいかけられた回。
to_ru_さんとBIG松村さんのプレイを見ていて一曲繋げるごとに「上手いなぁ〜」と感嘆していた。
BornSlippyがかかった時にBIG松村さんがアニクラのようにバーカンからフロアに向かって走って行ってキャラが確定したのもこの回だった。


2017/06/11 Trigonofuncth07

2周年にも参加していただけるLJのナルチインサイドさんが3Fに、4FにVJモノラルさんとG.O.M.A.さんに参加していただけてワイワイとやれた回。
僕とSnafkinさんがアニソンEditや東方・ボカロなどを3Fでかけてkyonさんに「お前ら、次から上じゃ〜!」と野次られていたのですが、WILL君が遠慮がちにかけた僕たち2人を遥かに飛び越えていく選曲をする。それを見ていたあいころさんが真面目な顔で「これ良いの...?」とつぶやいたり、kyonさんが半笑いでプレイが終わったWILL君に(ネタで)説教していたりしていた。TAMAさんがJamiroquaiのVirtual InsanityをかけてTRIANGLEの椅子をPVの如く動かして大団円した。そんな回。


2017/10/09 Trigonofuncth 08

Techno/Houseフロアの方向性を決めたキーマンであると俺が思っているもう1人の7Aさん初参加回。
僕は沖縄でどん亭スペシャルを食べたりしていて不参加だった...(不参加になりたくなくてOpenで流すようにMixを録ったのに流されなかった...)

3Fでは7AさんのDJにYoukeyさんやBIG松村さんが度肝抜かれていたり、4Fではもり君がぬょたうろすさんにバトンタッチする時にブレイクコアのBPMをどんどん速めて行って「何してるの!?」と半分マジで怒られていたりしたそうです。
どん亭スペシャルA&Wのハンバーガーやルートビアは美味しいので沖縄に行った際には皆様是非


2017/12/10 Trigonofuncth 09

4FにとしぴーさんをVJに迎えての開催。
HIGEさんのジャジーなハウスから7Aさんのミニマル〜インダストリアルなテクノへの橋渡しをやりました。
Tessela - Nancy's Pantryをかけた時にBIG松村さんが叫び出したところとかがハイライトでした。

明確にディスコハウス勢とテクノ勢が色別れしつつあり、3Fは面白いフロアになったな...!と確信した。これが10回目にどう花開くかが楽しみ。
4Fではぬょたうろすさんがまたもや高速ブレイクコアで渡されそうになってヒヤヒヤしたそうです。

--------------------------------------------------------------------------

どうでも良さそうなこと、面白かったこと、このパーティーだったり自分にとってだったりの色々なターニングポイント...色々と振り返ったけれども自分にとって頑張り度みたいなものを1つランク上げてやっていたのがTrigonoFuncthだったのでここまで続いて良かったです。

3Fを中心に動き回っている自分としては今まで参加していただいた方はもちろん、1回目から続けて参加してくれて若輩者の無礼にも笑顔で対応してくれて色々機材相談にものってくれるcoolsurfさんや3FでアニソンEdit等をかけ続ける仲間(3Fどこまで許されるか部隊)であるSnafkinさん、立命館テクノ部仕込みの選曲センス、Mix技術で抜群のフロアコントロールを見せてくれ、Techno/House Floorの空気をピリッとしたものにしてくれたBIG松村さん、若手ならではの思い切りの良いDJで新しい風を吹き込んでくれた7Aさんに対しては深く感謝したいと思います。

そしてオーガナイザーのkyonさん。
色々と面倒見ていただいておりましてありがとうございます。
会うたびにくだらないことやシリアスなことまで色々な話題のお喋りに付き合っていただき、あの会話が自分の立ち位置とかDJやその他諸々を見直すきっかけになっています。
TrigonoFuncthもそうですが2人を中心としてやるパーティーのコンセプトや運営についてあまり話さずともつうかあといくようになってきていて嬉しいです。これからもよろしくお願いいたします。

色々と個人的なエモい内容になってしまいましたが、パーティー当日は肩肘張らずに皆様と楽しめれば幸いです。
ゲストとしてDJ EMMAのACID CITY3にトラック提供等活躍している909state、愛知において低音研究会などパーティーオーガナイズ、トラックメイキング、炎上ツイート作成...と活動が多岐に渡る西村飯店がどちらも実機Acid Liveにて参加です。

初めての方も今まで来てくれた方も気楽に来て喋ったり踊ったり出来たら幸いです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?