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はじめまして!泡沫候補(異次元の子育て支援)

はじめまして!
長内市長に立候補しました泡沫候補の唯井真洋です。
「泡沫候補」をウィキペディアで調べてみますと、「立候補しても泡のように消えてしまい落選する候補」という意味だとあります。
なぜ自ら泡沫候補と名乗るかと言うと、それは無謀だと思ったからです。
政見放送という大層な場を設けていただき、大変恐縮ですが、こういった場は我々泡沫候補にとっての唯一の晴れ舞台ですので、思い切り持論を述べさせていただきます。
早速ですが、7つの公約を申し上げます。
と言っても、天の邪鬼な私は、選挙公約なるものに大いなる疑念を持っています。こういうのの常として、みんなマジメくさった顔して、「私が当選したあかつきには〜」って言いますよね。あれっておかしいなと思うんですよ。国会議員だって、国会で多数決を取らなきゃ何も決められないわけで、一人じゃ何もできないですよね。むしろお前一人に何ができるんやと。
市長だってそうですよね。仮に僕がこういうことやりますって言って市長になったって、市議会が否決したら終わりですからね、そんなねえ、市民に無責任な約束とかできないですよね。そう思いませんか。それこそ大いなる欺瞞ではないかと。
でも、愚かな僕でも当選したあかつきに約束できることとは?賢い僕はこう考えました。
やることは約束できなくても、やらないことは約束できるんではないかと。だって市長である僕が予算を議会に上げなければ、役所は仕事をできないですから。議会の賛成・反対、関係なく役所は仕事をできない。つまり何かをやるには合意形成がいる。けれど何かをやらないのに合意形成はいらない。サボればいいだけの話で、それは人間の自由でしょう。
なので、僕は市長公約、マニフェストとして、やることではなくて、やらないことを上げることにしました。これなら100%約束を守ることができます。だって、やらないんだから。
それでは、7つの公約を発表しますね。
①子育て政策はやりません。
子育て政策、流行りですよね。猫も杓子も子育て支援。一国の総理までもが異次元の何とかと言っています。でも僕はこれに異を唱えます。この問題って答えは出てるんですよね。子育て支援の優等生、フィンランドは日本より出生率低いですからね。あるいは少子化だから手厚い支援ができるという逆説もある。そんな論文だっていくらでも出てるんですね。子育て支援、つまり金を積めば子供を生むかというと、どうやらそうではなさそうだと。むしろ金は関係ない。その証拠に先進国はどこも軒並み出生率は低下してて、爆発的に出生率が増加しているのは第三世界、発展途上国。難民キャンプの子どもたちをよく見ますよね。なぜそのような国で爆発的に人が生まれるのか。それは命の危険があるからです。人間の本能として、死の危険を感じたとき、子孫を残そうとする。それはとても原始的な営みです。そして人類は有史以来、その方法でしか人を増やしていないんですよ。オリジナル・ラヴの田島貴男は名曲「プライマル」でこう唄っています。「愛はいのちよりも前にあるから」と。
ですから、僕は出生率を上げる決定的な方法を知っています。それは戦争をすることです。命の危険を感じれば、人々は本能的に子孫を残そうとするでしょう。これは大袈裟な例としても、この社会が頽廃の極みを究めたときに、人は増え始めるんですよ。奇跡的なV字回復ですね。であるならば政府は、公共は極限まで何もやらずに、落ちるところまで落ちるしかない。またこの国が第三世界にまで転落したときにのみ、復活のチャンスが現れるだろう。落ちなければ登れない。僕はそう思います。
ここまで、いろいろ述べてきましたが、どうやら時間が来てしまいました。まだ最初の1つしか言ってないのに。でも僕は物分かりの良い泡沫候補なので、残りの公約のタイトルだけ述べて終わりにしますね。
②ふるさと納税はやりません。
③観光客誘致はやりません。
④イベントはすべてやりません。
⑤マイナンバーカードはやりません。
⑥コロナワクチン接種はやりません。
⑦商店街の支援はやりません。
僕の主張は以上です。
最後に、泡沫候補の常として、私はこう述べなければいけません。どうかこんな私に清き一票を入れないでください。そんな無駄なことしないでください。よろしくお願いします。
それでは、一曲唄って終わりにします。聴いてください。オリジナル・ラヴで「プライマル」


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