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ガレージキット シリアス抱き枕ver 完成写真

キット名:シリアス 抱き枕ver
原型:竹内 様
入手:Boothにて購入(バースト竹内アルティメット)
製作期間:2023年6月23日~2023年10月19日

今回はシリアス(アズールレーン)のキットを製作しました。
アズレンは未プレイなので詳しくないのですが、X(旧Twitter)などで他の方の完成品を見るうちに自分も作ってみたくなった次第です。
ものすごいキワドイ格好だけどちゃんと隠れているのが想像が掻き立てられて良いですね。

完成品全景。
このキットの元絵は抱き枕でして、ベッドに寝そべっている状態の絵でした。キットにはスタンドなども無いため静置するのが難しいこともあり、いっそのことベッドを自作して絵の再現をして飾るのがベストだと思い立ち、作ってみることにしました。

ベッドのサイズは180mm×300mmぐらいで、セミダブルベッドの1/7スケールって感じです。ネットでそれっぽいベッドを参考にしつつ3DCADで設計し、脚やフレームは3Dプリンタ印刷してます。ベッド面は発泡スチロールみたいなのと近所の手芸屋で購入した生地と綿でできています。

赤いヒモも手芸屋で購入。結び方とかはわからなかったので適当に腕に絡めたりしています。

髪パーツはキット付属のものではなく、原型・販売をしておられる竹内様がPIXIV FANBOXで公開されていたSTLデータを自分でプリントして使ってみました。クリアレジンでプリントしたので透明感を生かしたかったのですが、クリア髪を塗るノウハウがなかったり、折れた毛先の補修などで塗り重ねが多くなった結果、クリア感が失われるという失態…もうちょっと練習するべきでした。あと髪の表面処理をもっと頑張るべきだったのも反省点。

脱げたソックスも同じく出力パーツ。こちらは比較的クリア感が生きたかな?履いてるほうと同様パール塗装でキラキラツルツルにしてあります。

きわめて面積の少ないメイド服を着ていますが、黒ラインをきれいに仕上げたかったのでエナメルで塗って吹き取る方法で仕上げました。多分マスキングしてラッカーだとメッチャ失敗してたかも。特に腕の部分はマスキングテープを貼るには難しい形状なのでこの方法で行ってよかったと思います。

肌塗装ですが、シリアスは色白肌だと思うので赤味が出るサフレスフレッシュピンクにクリアを混ぜて薄く塗っていく感じで。部分的にクリアペールレッドをシャドウに吹き足しました。
胸の谷間などには事前にクリアで薄めに割ったサフレスフレッシュピンクを筆で流し込んでいます。クリアで結構薄めたのがよかったのか、その後の塗装とうまく馴染んだようで今回は比較的綺麗にできたように思います。それでも一回はドボンしてるんですけどね…。

タイツやパンツ境界のシャドウがちょっと強すぎたのは反省点かな。全体的にもうちょっと色白でもよかったかも。肌塗装は一番楽しいポイントなのでもっと上手くなりたいですね。

ヒモなしもスッキリ身体が見れて良いですよね。
あとこれは好みが分かれるところですが、乳首の透けの色味は薄めにしてみました。商品作例では結構赤っぽく透けてる感があってこういうのも良かったのですが、今回に関しては上品な雰囲気(?)に合う感じであまりドスケベな感じにならないようにしました。恰好はキワドイのだけど隠れるべきところはちゃんと隠れているというのが今作では大事なのかな~と愚考した次第です。

目はアイペイント。キットにはデカールが付属しておりますが、なくしたので作例などを見て描いてみました。元絵に寄せてみたのでやや暗めの虹彩となっております。
頬染めは粘膜クリアエナメルをクリアで割って薄くしたものを使用。///を筆で描いてからエアブラシで上からふわっとかけてます。
口も薄くしたエナメルでモールドに流してます。もうちょっと濃くしても良かったかな。

髪は不透明にしたい箇所にファンデーションホワイト→クリアピンクとかで色付け。毛先だけクリア感を残したかったのですが、ホワイトを塗りすぎたかも。
メイド服の白い部分はレジンの白に風群青を白で薄めた色でシャドウを少し入れてます。
パンツもサフレス白状態にムーンストーンパール→クリアコートになります。

タイツもムーンストーンパール仕上げ。
一応うっすら肌の色を重ねたりしております。
脱げたほうは薄く白を重ねて半透明に感じにしてパール仕上げにしてみました。


製作途中。
パーツ数も少なく、パーティングラインも綺麗なので非常に組みやすいキットだと思います。しいて言うならば髪と顔パーツの嵌めあいが上手くいかずちょっと加工が必要だったかも。※結局髪パーツはクリア出力品に置き換えちゃったので今回は使用しませんでした

ベッドのフレームにはアズレンのロゴなどをつけてみました。
ベッドの長手方向のフレームは3Dプリントするには長すぎるため、プラバンとプラ角棒で作ってます。

クリア髪出力品。SK10K水洗いレジンのクリアを使用。少し黄色みがかった感じに出ちゃったけど、結局塗装しちゃうとわからないレベルだったのかも。
表面と先端が綺麗に出るように印刷角度の調整が難しかったなぁ。とはいえベストな出力とは言えないので条件変えて突き詰めてけば嵌合含めてもっと綺麗に出せたかも。


そんな感じでシリアス抱き枕verでした。
着手してから完成まで4ヶ月掛かってしまいましたが、その間に住居の引っ越しをしまして一時作業が中断しておりました。
引っ越し前の準備(整理・梱包)や引っ越し後の荷解き、環境構築に時間が掛かったのと、ゲームに熱中したり(AC6)で丸々2か月以上は止まっていた感じです。模型部屋の構築は現在進行形で拡充しているので今後も作品作りつつ道具や設備を充実させていきたいですね。


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