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ガレージキット 若紫ねこみち 完成写真

キット名:若紫ねこみち
ディーラー:続・玄米低温貯蔵庫 様
製作期間:2023年10月22日~2023年11月19日

以前開催されたとなりのモケイフェスティバルにて購入したキットになります。2023年12月開催の大美ガ展・改にてこのキットを使ったコンペが開催されるということで、私も自分なりの若紫ねこみちを作ってみました。

”ねこみち”ということで”猫”、つまり”キャット”な飛行機ということでF6Fヘルキャットをモチーフに塗ってみました。私がよくやるミリタリー×美少女ガレキなメソッドですね。名づけるなら”F6Fねこみち”って感じでしょうか(直球)。

今回の塗装ですが、具体的には1943年のトライカラースキームのF6F-3をイメージしてます。脚のタイツを主翼に見立て、上面シーブルー/下面ホワイト。服と髪は胴体色とし、上面シーブルー/側面インターミディエイトブルー/下面ホワイトの3色を使ったグラデーションという感じにしてみました。

服と髪はエアブラシでフリーハンドで塗ってグラデーションにしていますが、足の塗分けはマステを使って塗り分けました。最初はフリーハンドで塗り分けを試みましたが失敗したのでドボン→再挑戦の際にマステ塗り分けに変更。主翼に関しては上面/下面でキッチリ色が分かれてるので、ある意味イメージ通りになったので良かったかな。

トライスキームの一番濃い部分が塗料でいうとグロスシーブルー(艶調整でセミグロスシーブルーやNSシーブルーとした)で、中間色がインターミディエイトブルー、ホワイトは本来NSインシグニア ホワイトですがサフレスで代用。
サフレスで白をある程度残してインターミディエイトブルー→さらにある程度残してシーブルーを塗るという感じでやってみました。髪に関してはちょっとインターミディエイトブルーの領域が少なすぎたかも。

今回もアイデカールは使用せず、アイペイントしています。
青い瞳か赤い瞳かで迷ったのですが、ヘルキャットというイメージ的にちょっと恐ろし気な雰囲気が似合うと思ったので赤にしてみました。可愛さの中に力強さを感じてもらえれば幸いです。

米軍機は左翼上面と右翼下面に国籍マークがあるので、左足表面と右足裏面にデカールを貼っています。ブーツの内側がめくれている部分の色はコックピット内部色、靴紐は胴体の識別灯をイメージして塗ってみました。尻尾はプロペライメージで黒+先端を黄色に。

台座は空母の甲板をイメージして3Dプリンタで自作になります。やはり艦載機であれは空母の甲板にあってほしいというこだわりですね。参考にしたのはエセックス級空母なのですが甲板色が正確には分からなかったのでなんとなくのイメージで塗っています。

大きさとしてはφ100の高さ19ぐらい。キット付属の木箱と同じぐらいの高さにしてあるので、コンペで並べたときに不自然に高かったり低かったりしないようにしてみました。

今回の肌塗装は桃肌フレッシュ+シャドウ色にクリアペールレッドを使用。全体的に薄く塗って色白肌にしてみました。

余談ですがグロスシーブルーはやや緑がかった濃紺って感じなのですが、若干の白を加えると青みが結構出てくる印象。今回はやらなかったのですが、ちょっと調整してみると面白いのかもしれない。

国籍マークのデカールは研ぎ出しして凸感が目立たないようにしています。

I字バランスのポージングが素晴らしいですね。このキットの見どころの一つなのは間違いない。

そんなわけでF6Fねこみちでした。
気泡もなくパーツ嵌合もバッチリだったので、表面処理もすぐ終わってすぐ塗装工程に入れる素晴らしいキットでした。パーツ割もマスキング塗分けが極力発生しないようにできてるし、初心者にもとてもおすすめのキットだと思います。


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