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迎える犬種を決める【ドッグトレーナーが子犬を迎える③】

色々悩んだ結果、純血種の子犬を迎えることを決めてから、
さて何が良いだろうか、、、と思い、いくつか希望を挙げてみました。

①    トレーニング好き、人と作業するのが好き
②    15kg前後
③    子供と仲良くできる(うちには小学生男子が2人いる)

仕事で様々な犬種と関わり、複数頭関わった犬種は、それぞれの行動特性がなんとなく分かりますが、15kg前後となるとかなり限られます。小型犬と関わることが多いのですが、私の好みは中型犬なのです。

ドッグトレーナーが憧れる中型犬といえばやはりボーダーコリーですが、私にはボーダーコリーはプレッシャーが強すぎます(笑)。ずっと次の指示を待たれている気になるのです。また、人と作業する犬種の中でも、私は牧羊犬よりも狩猟犬に魅力を感じます。

犬種の好みというのは完全に個人的なものなので、理由を説明するのが難しいのですが、10年ほど前からノーズワークをやっていて、犬が鼻を使って作業している姿に魅力を感じているからなのかもしれません。

「中型犬で狩猟犬由来の犬」

で絞られてきました。

去年まで共に暮らしていたパピヨンは、私が選んだ犬ではなかったのですが、結果としてパピヨンのことが大好きになりました。

茶色と白のカラー、ブレーズのある顔、シュッとしたマズルといった見た目も好みです。家族もパピヨンが好きでした。

パピヨンは愛玩犬としての歴史が長いのですが、祖先犬はスペインのスパニエルの一種だったと言われています。パピヨンとカラーが似ている中型犬のスパニエルと言えば・・・

「ブリタニー・スパニエル」はどうだろう?


こんな感じであまりなじみのない犬種が頭の中にポッと出てきたのでした。


ちなみに見た目が似ている犬種といえば、最近有名になった「コイケル・フォンディエ」がいますが、希少犬種で繊細な性格の印象があったので候補には入りませんでした。


候補が見つかり、まず本で調べます。
「活発でフレンドリー、子供がいる家庭にも向いている」と書いてあります(本当かどうかは分かりませんが・・・)。
獣医師の友人に遺伝病について聞きます。頭数自体が多くないけど、あまり深刻な病気は無さそうだよ、とのこと。段々その気になってきます。

データを見返してみると、これまでに仕事でブリタニー・スパニエルに会ったのは1頭だけ。そういえばその時にも私はこの犬種に憧れていたことを思い出しました。ただし1頭ではあまりにも少なすぎるし、記憶もあいまいです。


ブリタニー・スパニエルに会いに行こう!

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