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夏も本番なので不思議話2

相変わらず暑い。
あまりの暑さに今年はアイスをよく食べてます。
かき氷みたいなしゃりしゃりアイスです。
おいしいー。

とまあこんな感じで過ごしてますが、ごく最近不思議な夢を見たのでその夢の内容を書き記そうと思います。

【あの子はきっと天国へ行った】

夢の始まりはどこかの部屋でした。
私と黒人の女性と、白人の10〜12歳くらい青いスカジャンみたいなジャケットの男の子、同じく男の子と同い年か少し下くらいの白人の髪が茶色の女の子。
私と黒人の女性は友達のような関係。
男の子と女の子は完全に友達同士。
キャッキャと楽しそうにしています。

勿論私は現実には全員知りません。
会った事のない国の会った事無い人たちでした。
会話は私以外みんな英語です。
だから私が聞き取れる内容は所々しかありません。

男の子と女の子からは何か一個質問されました。
特に何か意味のある質問では無くて何となく聞いてみたかったって言うような感じ。
その英語は聞き取れたので拙い英語で返したのを覚えています。

でもやはりネイティブ。

それ以外はあまり分からず仕舞いの私。
男の子と女の子は二人で
「あの人(私)僕らの言葉が分からないみたいだよ〜」
ってそれすら楽しそうに屈託なく笑っていたのが印象的です。
黒人の女性は優しそうです。
私は特に何でここにいるのかという疑問は持ってません。
自然とそこにいたって感じです。

すると女の子がいつの間にか消えていたらしいのです。
私がそれに全然気づかずにいると男の子が私の所まで来て

「あの子シんでるよ」

って私の向こうを指さしながら言ったんです。

え?
と思って。

そしたらその女の子が私の真後ろに立っていていきなり私の魂を抜こうとしてきました。

『魂を抜く』
私の頭のところに真後ろから手をかざし、吸い取る感じです。
ものすごい勢いで後ろに引っ張られる感覚がありました。
いきなりの事に私はびっくりしながらも

「取られてたまるかーーーー!!!!」と踏ん張りました。

その時の私は半分目が覚めていて現実的に自分の部屋が見えてました。
ベッドに横になってるのも分かるし、多分現実的に目が少し開いてたんだと思います。

尚も吸い取られる感覚。
でも気持ち強く踏ん張り続けていたら女の子は吸い取るのを止めました。
恐怖はありませんでした。
女の子に悪意も無かったと思います。
なぜ女の子が急にそうしたのか、何となく自分では理由がわかってました。
そして自分がやっぱり生きたいのだと言うことも認識しました。

すると急に場面が変わって私は砂浜を走っていました。
澄み切った晴れた青空、青い海が印象的です。
すぐそこが波打ち際。
その場所は完全に海外でした。
私は海外に行ったことが一度もありませんが、なぜか海外の海だとわかりました。
砂浜から海までそう遠くない。
砂浜の向こう街のある方向には大きなリゾートホテルのような建物が見えました。
私がそれを横目にわーっと砂浜から海に駆け入って海に入ったと思ったら大きな波に攫われそうになりました。

攫われそうになった直前、また砂浜に戻れていたので無事でした。

そこからまた場面がパッと変わり今度はどこかの路地。
海と同じ地域だと思うのですが、足元は路地なのに泥々で雨が降った後のようにぬかるんでいました。
私は海から直接本当に飛んできたような感じで裸足だったのでとても足裏が気持ち悪かったです。
私の数メートル内、近くにスーツの見知らぬ黒人男性がいて泥濘んだ泥の中から黒い一般的な大きさのトートバッグのようなものを摘んで拾い上げていました。
どうやら何か調べてる様子でした。

そうだ、女の子探さなきゃ。

と思って
私は女の子の名前を呼びながらそのぬかるんだ路上を探しました。
女の子の名前…それが今は思い出せませんが、その夢の中では男の子と仲良く話していた中で耳に入っていたので、自然とその子の名前を呼んでいました。

探しながら歩いていたらアパートのような建物があり外に付けられていた白い階段を私は登りながら方々に聞こえるように女の子の名を大きな声で呼びました。
その間黒人のスーツの男性ともすれ違いました。
どうやら彼も階段の上へと行く様子。
ささっと階段を登って行きました。

するとちょっと後にパタパタパタ!っと階段を駆け上がってきた女の子。

「パパ!ママ!」
と大きな声で両親を呼びながら私の横を駆け上がってドアを開けました。
姿はありませんでしたが、どうやらドアの向こうにパパとママがいるようでした。

私は良かった!いた!
とホッとしました。

女の子はドアを開けた後振り返り私を見ていたので私は女の子の手をとり言いました。

「生まれ変わるんだぞ!」

女の子は大きく頷きます。
私はそのしっかりとした意志が伝わって来て胸がいっぱいで何とも言えない気持ちになって涙が出そうです。

「絶対生まれ変わるんだぞ!」
女の子は真っ直ぐこっちを見てこくこくとまたしっかり大きく頷いてくれました。

私も大きく頷き、ゆっくりと手を離しました。

女の子が光に消えていきます。

私は胸がとてもいっぱいでとうとう泣いてしまいました。
悲しい。
悲しい。
でも良かった。
本当に良かった。
あの子に会えなくなるのはとても悲しいけど、良かったんだ。

そして目が覚めました。
現実の自分も泣いていました。
まだ女の子の手の温もりが残ってます。
柔らかくて温かい手でした。
それが分かるとまた切なくなって泣いてしまいました。

きっとあの子はすぐ生まれ変われるとなぜか思いました。
そして直後に頭に浮かんだのが「マウイ」と言う文字。

そこでハッとしてすぐに調べました。
ユーチューブでもニュースとして動画が流れていましたが、私は故意にそのニュースを避けていました。

場所は?
マウイってどういう所??

まさかと思いましたが、マウイを調べると、海とリゾート。
写真を見て鳥肌が立ちました。
私が夢で見た海、砂浜の感じとそのホテルの並びがそっくり。
マウイを調べたのは初めてです。

え?
え?
何これ??

色々不思議過ぎて頭がしばらくぼーっとしました。

あの暑い日差し。

今回のニュース。

ぬかるんだ路地。

女の子。

男の子はどうしたろうか。
案内してくれたんだろうか。
多分何となく、そんな気がする。

なぜかそう思う。

夢だけど、、、もしかしたら…。

これが本当かどうかは私には知りようがありません。
ただの夢なのかも。

でも少なくとも、あの子はきっと生まれ変わると思います。
私はそう信じます。
とても綺麗な眩しい光に包まれていったから。

海外旅行なんてした事ないし、そもそもそんなに海外に興味もありません。
そんな中つい先日見た夢。
あまりに不思議で忘れられません。

読み難くてすみません。
あの感じをどう文字にしていいのか、難しいです。

自分は何があってもやっぱり生きようと思います。
そして私は少しの間黙祷をし、手を合わせました。

読んで頂きありがとうございました。


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