情報リテラシー論レポート7

8)位置情報で激変の生活習慣

①あなたのスマホは狙われている!(「ニュースな晩餐会」より)
WiFiを通じて、インターネットに繋がっている相手をハッキングする手口が紹介されていた。実際にハッキングされたスマホからは、閲覧していたサイトが見れるのはもちろん、写真や連絡先、カメラや録音機能を起動させることまでもが可能だ。対策としては、鍵のついていないWiFiに気をつける、暗証番号を長くする、住所などの個人情報を無闇に入力しない、アプリのインストール状況を再確認することが挙げられていた。最近、ウイルスに感染しているアプリについてのニュースを目にしたばかりであったため、尚更スマホの利用について意識を高めておきたいと感じた。

②GPSについての話
位置情報を提供するGPSは、昔はアメリカの軍隊で使われていたシステム。そもそもGlobal Positioning Systemの略称で、地球の周回軌道を回る24個の衛星から発信される情報を利用して、受信者とGPSの位置関係を計測するシステムである。この衛星は、米国国防総省が運営している。WindowsやMacのパソコンは、GPS無しでも位置情報をWiFiで把握している。GPSの細かな精度にはかなわないが、それでもかなりの精度が期待できるという。

③写真のExifデータの話
Windowsからは右クリック>プロパティより、Macの場合は画像をダブルクリックして、プレビューを表示>ツール>インスペクタを表示>Exifタブを選択することで写真に関する情報を見ることが可能となってしまう。ここにGPSがもし記載されていれば、住所がバレてしまう。SNSに画像をあげる際には、初期設定でExif情報を消滅するようになっているため安心である。ただ、SNSへ写真をアップロードする瞬間までは位置情報がついたままになっている。(インスタの場合、写真に沿った内容のハッシュタグが表示されるなど)

④iPhoneの隠れツール
設定>位置情報サービス>システムサービス>利用頻度の高い位置情報で自分の今までの行動を見ることができる。また、自宅や職場などを自動で判断されている。
この機能は初期設定ではオンになっている為、気になるときは履歴を消去したり、オフにすることが可能だ。

ネットビジネスアナリスト 横田秀珠先生

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