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【世界の結婚式を巡る旅】メキシコの豪華なホテルウェディング②

28歳の年に、約半年にわたって行った『世界の結婚式を巡る旅』。

旅に出ることを決意したいきさつについては、以下の記事を見てみてください◎

前回の記事はこちら。


続いて『チーズビュッフェ』がお目見え!

前回ご紹介した『キャンディビュッフェ』がお目見えして約1時間後。

続いてゲストに振舞われたのは、なんと『チーズビュッフェ』

『チーズビュッフェ』『グレージングテーブル』と呼ばれることもあるこちらの演出は、テーブルにチーズやクラッカー、ナッツ、フレッシュフルーツ、シャルキュトリー(ハムやパテのこと)、パンなどをオシャレに並べてゲストが自由につまむことができる軽食のビュッフェのこと。

小腹が空いたときに会話をしながら、ちょこちょこ食べることができるとあって海外では人気の演出です。私は日本で見たことがなかったので、実際に見れてその想像以上にオシャレさに感動しました✨

こちらもたくさん写真を撮ったので載せていきますね◎

まずはいろいろな種類のチーズ。
(ネームタグにある ”QUESO” はスペイン語でチーズのことです)

まるでケーキみたいなチーズ!
添えられているフルーツもオシャレ
削って食べられるタイプも

クラッカーも3種類ありました。

チーズより種類は少なめですが、パンやハム、フルーツなども◎

この時すでに結婚式スタートから6時間ほど経過しており、お腹の空いたゲストも多かったので、軽食のサプライズは嬉しい贈りもの。皆さんダンスや会話の合間に『チーズビュッフェ』を楽しんでいましたよ♪

足の疲れたゲストのために『スリッパ』の用意も

ちょうどそのころ、スタッフの方が配っていたのはなんと『スリッパ』

長時間の結婚式、女性ゲストは高いヒールを履いて参加しているので、そろそろ限界も近いはず。そんなときにサッと履き替えて休憩できる『スリッパ』はありがたいですよね◎

こちらもメキシコの結婚式ならではの、新郎新婦2人からの素敵なおもてなしです✨

2人のイニシャルがデザインされた 高級感溢れるスリッパでした

ダンスフロアはさらにヒートアップ!

夜も更けていく時間帯ですが、ゲストの盛り上がりはとどまることを知りません。

そんな中、さらにダンスフロアを盛り上げるべくパーティグッズが登場!!

頭にかぶる帽子!?や、

ギターやマイクの形をした風船

フォトプロップスに、

光る指輪やサングラスなどなど、

ド派手で個性豊かなパーティグッズたちが配られました。

新婦もかぶっちゃう!

ブーケトス&ガータートス

日付をまたいだ頃に、新郎新婦参加の演出『ブーケトス』『ガータートス』行われました。メキシコの結婚式では定番の演出のようですね◎

ちなみに前回見学させてもらったメキシコ・グアダラハラでの『ブーケトス&ガータートス』の様子はこちら。

前回と違ったのは、参加するゲストに新郎新婦がお酒を飲ませてからスタートすること!

椅子に乗った新郎新婦の間をゲストが通るときに、瓶のままお酒を飲ませる図はなかなか衝撃的でした(笑)

お酒のパワーもあってか、『ブーケトス』と『ガータートス』は大盛り上がり!

そしてこのまま、ダンスタイムは終わることなく続くのでした。

夜中になりゲストもまばらに・・

時刻は夜中の2時。
この頃になると小さな子ども連れの家族などは帰宅し、会場内のゲストの数も少しづつ減っていきます。

会場の一角に、ソフトドリンクが置かれました。

また、『チラキレス』も提供されました。

『チラキレス』とは、トルティーヤにサルサソースを染みこませ、サワークリーム、チーズ、玉ねぎなどをのせた伝統的なメキシコ料理のひとつ。メキシコでは辛い食べ物が二日酔いに効くと言われているため、結婚式の終わりに提供されるそうです。

ホテルの方が「食べていいよ」とすすめてくださったので、私も試食させてもらったのですが、そこまで辛くなくミートグラタンのような味で美味しかったです◎

メキシコの大衆的な楽団『マリアッチ』が登場!

結婚式も終盤ムードの中、会場内に『マリアッチ』が登場しました。

『マリアッチ』とは、メキシコの民俗音楽を演奏する楽団のこと。主要な楽器はバイオリン、ギター、トランペットで、乗馬用の衣装をベースとした『チャロスーツ』とつばの広い『チャロハット』を着用しているのが特徴です。

メキシコの結婚式では、”マリアッチの登場が終宴の合図” だとLuchyさんが教えてくれました。

しっとりとした優しい音楽
音楽に合わせて踊る新郎新婦
カメラ目線くれた(笑)
冠婚葬祭のときのマリアッチは黒い衣装だそうです

こうして『マリアッチ』の演奏の終了とともに、メキシコの長い長い結婚式はおひらきとなりました◎

新婦のお母さんからの言葉

おひらき後のロビーで、Luchyさんが新婦のお母さんと話していたときに、チームの方が「君の話をしているよ」と教えてくれました。(私はスペイン語でまったく聞き取れず…)

なんと「日本からのゲストまで参加してくれてありがとう!」と言ってくれていたそうです。(!!!)

こんな突然娘の結婚式に現れた謎の日本人を受け入れてくれただけでも嬉しいのに、まさかの感謝してくれているなんて…(涙)文化の違いと言ってしまえばそれまでだけど、なんてあたたかい国なんだと胸が熱くなりました。

メキシコ・メキシコシティ まとめ

代表のLuchyさんと

今回はこの旅ではじめてゲストという枠ではなく、ウェディングプランナー側の知り合いとして見学をご了承いただけた結婚式でした。

常にLuchyさんのウェディングチームの皆さんと一緒に行動をさせてもらい、次のイベントがあるときには随時声をかけてくださって、まるでチームの一員になったみたいで嬉しかったです。

それと同時に、やっぱり ”ウェディングプランナー” というお仕事は本当にかっこいいなと実感した結婚式でもありました。

結婚式という人生の一大イベントをプロデュースするこの職業。たとえどれだけ長時間であっても、常に周りに気を配るサポート力、ここぞというときの判断力、そして臨機応変な対応力は万国に共通して必要なものであり、それを笑顔でこなしていく、Luchyさんのウェディングチームはまるで戦隊もののグループのように一人ひとりがキラキラ輝いて見えました✨

真剣な眼差し・・✨
カメラに気付いてくれた!

でもとっても話しやすくて気さくな方たちで、メキシコらしいフランクな面もあって(笑)

ゲストに配る帽子で遊ぶ(笑)

また、ウェディングチームの方たちだけでなく、各プロフェッショナルの皆さんもすごく親切にしてくださいました✨

DJさん 長時間お疲れ様でした!

たった1日だけでもこの素敵なチームの仲間に入れてもらえて、まるで本当にそこで働いているかのような貴重な体験ができたことに心から感謝いたします◎

メキシコという国と結婚式がさらに好きになったところで、次は「メキシコ・カンクン編」です!



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