2021年買ってよかったものリスト ガジェット編
縦置き可能ディスプレイ
僕は自分のデスクに縦置きモニターを2台設置して使っている。
書きものなどのデスクワークをするさい、ブラウザを別画面に配置できて便利だ。特にプログラミングをしているとしょっちゅうググった結果を参照する。そのときに検索結果を表示したままにしておけるのか、いちいちコンソールを切り替えなければならないかで積み上がるオーバーヘッドがだいぶ違う。
また、todoリストを表示しっぱなしにできるので次になにをするかが常に視界に入る。生活管理にも役に立つのだ。
縦置きにするかどうかは好みの問題だが、モニターが1つしかないのは著しく人権を欠いている。モニターの数は人権の数。リピートアフターミー、モニターの数は人権の数! 今日はこれだけでも覚えて帰ってください。
中村印刷所 水平開きノート
アイデアをマインドマップにしたり文章の構造を考えたりとりあえず気持ちを書きぐったりするときに大きい無地のノートがあると便利だ。
よくあるノートだと開いたときに中央部分がたわんでしまうのだけれど、中村印刷所のノートは真っ平らに開けるから書き心地を損なわない。
AppleWatch
約束していた予定を忘れて大目玉。われわれ粗忽者には起こりがち。
集中して勉強しよう、でもSNS見ちゃった。なんでこんなに意思が弱いのか。
Suicaやマップアプリを使うためにいちいちスマホをポケットから出すのが面倒。
これらの悩みはすべてAppleWatchで解決できる。
予定が発生したら音声入力でリマインダーに追加、集中したいときはタイマーを使ってポモドーロ・テクニック、左手を改札にかざせば即座に反応、「Hey Siri, ○○までの経路を教えて」と言えば手元でナビゲートしてくれる。
こんな感じで生活矯正具としてスマートウォッチは大変すぐれもの。AppleWatchじゃなくてもガーミンでもソニーでも好きなメーカーのを使えばいいと思うが、Suicaが使えてなおかつ「定期券」に対応しているスマートウォッチはAppleWatchだけなので注意。
また、AppleWatchはiPhoneとペアリングしないと使用できない。そのため、スマホの選択肢も自然とiPhone一択になる。今ではすっかりSiriに敷かれてしまった。
iPhone
AppleWatchを使うために泣く泣く林檎帝国の軍門に降ってしまった。しかし悔しいけど性能いいんだよね……。
これの前に使っていたスマホがファーウェイのP10 liteというローエンドモデルだったので使い勝手がぜんぜん違う。二槽式洗濯機とドラム型洗濯機くらい違う。アプリはサクサク動くし適当に写真をとってもきれいに写る。
AndroidにできてiPhoneにできない機能などほとんどないし、OSも長年サポートされるので、とりあえずiPhone買って5年くらい使い回すくらいの気軽さで買っていいと思う。
縦置き可能iPadケース
文章をよく読む関係上、タブレットを縦置きにできるとうれしい。いいアイテムがないかと探したところ、上記のものが見つかった。
今まではProcaseというメーカーのちょっとゴツいケースを使っていて、かばんにしまうときに嵩張ってしまっていたのだけれど、これを使うようになってからはiPadの良さである筐体の薄さをスポイルせず持ち運びできるようになった。
縦置き可能iPhoneケース
タブレットと同じくスマホも縦置きできるとうれしい。ただ、本品はケースと一体になったスタンドとなっているので見た目がすっきりするものの、安定性についてはやや心もとない。
立ち姿に安定性を求めるならこっちのほうがいいと思う。
ワイヤレス充電ドック
AppleWatchとiPhoneの充電のために買った。
2台いっぺんに充電できるとなにが嬉しいかというと、管理しなければならないケーブルの数が1本減るのである。
われわれは電子機器が欠かせないヒューマンであるにもかかわらず、すぐにケーブルをしっちゃかめっちゃかにしがち。だから必要ケーブル数が減ってスッキリした物理構成にできるととてもはかどるのだ。必要な電源も少なくできるしね。
よりコンパクトな充電ドックもある。こっちでもいいかも。
ホワイトボード
会社員時代はこれを自席に置いて毎日のtodoリストを書いていた。
やることを整理するだけでもそれなりの効果があるのだけれど、自分の作業予定や現在取り組んでいる作業を可視化して周囲に知らしめられるのが大きい。無節操な頼まれごとが減る。
また、相談事が持ち込まれたさいに内容をメモしたり、図解して相手のイメージとすり合わせたりと、思考と情報伝達の補助ツールとしてもなかなか優秀。単なる板切れなのに意外とできるヤツだ。
包丁研ぎ器(シャープナー)
包丁の簡易砥ぎ器。
さすがに本職のような仕上がりにはならないが、素人でもほんの1,2分で家庭料理には十分な切れ味が戻る。
抵抗なく食材に刃が通ると料理の安全と楽しさが段違いになる。トマトにスッと刃が入るのは感動モノ。
ミニデスクトップPC
MINISFORUMはミニPCの専門ストアだ。
2015年に勉強がてら作った自作PCが重くなり、シェアハウスに引っ越すので新しくミニPCを探していたところ見つけたのがこれ。かばんに入る程度のコンパクトな筐体サイズでありながら、CPUはcore-i5、RAMは16GB、ドライブは256GBのSSDを搭載。
当然Wi-FiとBluetoothにも対応しており、個人で使うには十二分のスペックを誇る。それでいて価格は65,000円強と格安だ。
(仮にヒューレット・パッカードの似たような性能のミニPCを買おうとすると余裕で10万円を超える)
メモリとSSDは人権に直結する要素なのでPCの動作にイラつきを覚えたらすぐに買い換えるか増強したほうがいい。
ところで個人でも十分なスペックなPCが買える時代なのにいまだに古色蒼然としたクソスペックPCを社員に使わせてる会社ってなんなの?(私怨)
蒸気ホットアイマスク
ちょっと目が疲れてきたなってときにレンジで30秒ほど温めて目元に載せると眼筋がほぐれてものすごく気持ちがいい。同時に自分がいかに疲れているかを自覚できる瞬間でもある。自らをいたわるためにそばに置いておきたいアイテム。
パッケージによると250回繰り返して使えるそうで経済的だ。
レンチンの手間すら惜しい人はやや割高で使い捨てになるが、花王のめぐリズムが開封して即使えるので便利。
2022年もまだ見ぬすぐれたガジェットに出会えることを願って、良いお年を。
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