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これが僕のロケストパン🔥

ようやく!待ち焦がれていた焼き上がり!!

去年の5月に美山町に移住した際、荷物の搬送でわざわざハイエースを調達して駆けつけてくれた親友。そのお礼に食べてもらおうと「パンを焼きに行きます!」と告げてからというもの、去年の夏は酵母が元気なく、秋には窯がもう限界・・・と壊れてノブヒェン窯とはまったく構造が異なる独自のホール窯を作ったものの、寒く大雪だった冬も行けず←親友も開店できないしね、雪の心配がなくなったら一斗缶では高温に耐えられずにホール窯がまた壊れ、そんなこんなで延びに延びてた約束をようやく果たせる日が!

彼は平日は会社員ですが時折、変身するんです。

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福寿庵という珈琲店のマスターに。いつかの日か、出演していただきましょう(笑)

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自宅でもゆったり過ごしている時にゴ~リゴ~リ。薪熱や炭火のお湯で淹れて、美味しい時間を過ごしています。

先日の日曜、ご自宅で開店されたので最近試作した鍬人くん2号改良型と以前使ってたノブヒェン窯を車に積んで飲みに行ってきました。

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うーん。絶妙なアングル、すばらしー(笑)

そこではなく、話を戻して。
これが鍬人くん2号改良型&ノブヒェン窯だぁ!

一斗缶一個サイズのコンパクト設計。鍬人くん2号もそうでしたが一般的なロケットストーブに見られる、缶の外に取り付ける燃焼室を内蔵しました。ロケットストーブを使い終われば、燃焼室内の下敷きをヒートライザーに収納して焚き口に蓋するだけ。先日のイベントで川岸で焼いてましたが、無残な焼き跡がところどころに。元の姿のままで帰りましょう。ノブヒェン窯もこの改良型にあわせて廃品などでアタッチメントを🔨
ちなみに左(画面手前)にある一斗缶はインナーボール用のテーブルで、中に小物を置けるように棚を作る予定です。

この組み合わせで焼くと、

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うひゃーーー!これこれ!!こんがり皮バリッ♪

三個焼きましたが、↓表と底ね、

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好みの焦げ寸前♪

三個とも全体的にきつね色にこんがりで皮がバリッ!と焼けて、しかも底焦げなし。窯から出してパンが急速に冷えると、バシッ!バシッ!と皮が裂けて唸ります。久しぶりに聴きました。待ち焦がれていたロケストパン!!!
この皮バリッ!&もっちり生地が美味しいんです。もうしばらく検証しますが、安定して焼けるようになったようです。親友や居合わせたラッキーな友人たちも大絶賛♪
強力粉・きび糖・塩・酵母だけのプレーン。ありがたいことに僕のパンを喜んでくれる人が少しずつ増えてきました。目の前で自作ツールと木の枝で焼いたという付加価値が、味に相乗効果を生み出しているとおもってます。実際、焼いている場面に初めて遭遇した人はたいてい驚いてくれます。でも、僕の中では密かに「いや、ほんとはもっと美味しく焼けるんです・・・」

その再現がかなり難しかったんです。滅多に焼けなかったんです。そのレベルの焼き上がりをようやく、安定して再現できそうです。それを確認したら、レベルアップとともに少々お高く設定させていただきます。9年間の想いを何卒、ご理解くださいませ!

「このコンパクトと焼き上がりならストーブと窯を作りたい男の人、絶対増えるよぉ!」と嬉しい感想もくれて、お父さんのための夏休み特別講座的なコースを企画しようかなとその気にさせられてます(笑)

次回の出店は4月17日(日)の美山やまざと市です🔥
出店情報をこちらに掲載してます。

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