2020.3.15

まさかこの日がシーズンラストになるとは思わなかった。


今、コロナ禍のなかでJリーグやNPBが制限付きで開催されています。

プロスポーツがある、楽しめる喜びを噛みしめている方も多いかと思います。

感染拡大が叫ばれ、試合が中止になるケースも出てきている。明日は我が身。そんな状況にもなりつつあります。


タイトルにある今年3月15日

この日、結果としてBリーグはシーズンラストゲームの日になりました。

ただ、その日試合が終わった時には誰もがそうなるとは思わなかった。


この日は全て無観客での試合でしたが、私はとあるBリーグの試合会場の体育館にいました。

競技運営を手伝うボランティアという立場で。

静まり返った体育館

指定された入口にはフロントスタッフがひとり

手指消毒をして、体温を測り
パスを受け取って体育館の中へ。

お客さんは誰もいない

静まり返った体育館

それでも試合時間に近づくにつれて演出チームは雰囲気を作る。

でもお客さんはいない。

試合が始まる

演出の音楽と、ボールの音と、バッシュの響き

得点時に歓声は聞こえない。

こんな虚しさはない。

今になると、試合がある喜びを噛み締めても良かったかもしれない。

でもその時は、まさかこんなになるとは思ってもみなかった。


シーズン終了から5ヶ月

あの日以来会っていない方も多い。

次のシーズンがまもなくと言うところではある。

母国へ帰った選手が日本へ帰って来れていない。


ほんとに始められるのか。

お客さんを入れられるのか

そう考えるとほんとに虚しい。


誰が悪い訳でもない。

憎きは感染症である。


聞いてください。打首獄門同好会で「新型コロナウイルスが憎い」



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