シウマイ弁当(鮭塩焼き)のこと
2022年8月17日から期間限定で、崎陽軒のシウマイ弁当の焼き魚がマグロから鮭に変わるというニュースに驚いた方は多いと思う。自分もその一人である。
というわけで切替え初日の朝。近傍の崎陽軒の売店まで足を伸ばしてさっそく買ってきた。以下、それについての覚書。
駅の売店にて
僕の家からアクセスしやすい崎陽軒の売店はいくつかある。そのうち朝7時から開店する、とあるJRの駅構内(改札外)の売店に開店直後に行ってみた。
「シウマイ弁当1つください」と売店の方に声をかけると「すいません、今日から焼き魚がマグロじゃなくて鮭になってるんですがいいですか?」と案内が。
むしろをそれを買いに来たんです、と思いつつ「大丈夫です」と答えてお弁当を入手。僕が買い物を済ませたらすぐに別の方が同じようにシウマイ弁当を買い求めに来ていた。改めて書くが平日の朝7時である。やはりみんな気になってるんだろうか……。
期間限定パッケージ(アウトライン)
焼き魚がマグロから鮭になることで、原材料表記などはどう修正するのだろうとおもっていたが、表紙はシール修正等ではなく鮭バージョンのものに差し変わっていた。1週間限定とはいえ、シウマイ弁当の生産数を考えたらそうなるか。
期間限定パッケージ(ディテール)
せっかくなのでパッケージの細かい部分も見ていきたい。
まずは原材料。これまで「鮪漬け焼き」だったところが「鮭塩焼き」担っているのに加え、焼き魚の序列が唐揚げの次に移動している。
よくみると鮭バージョンの3行目に「酢酸Na、保存料(しらこ)」の表記も鮪バージョンにはなかったものだ。これも鮭塩焼きに関するものなのだろう。(写真上が鮪バージョン、下が鮭バージョン)
法定文字のところでは商品名はどちらも「弁当(シウマイ弁当)」だったが、原材料名と逆側の側面に貼られる消費期限シールの品名には違いがあり鮭バージョンでは「(鮭塩焼き)」の表記が増えている。(上が鮪バージョン、下が鮭バージョン)
また栄養成分表示も細かな違いがあった。カロリーとたんぱく質がちょっと減って、食塩相当量が0.1g増えている。(上が鮪バージョン、下が鮭バージョン)。鮭の塩焼きの塩分、結構バカにならないんだな……。
いよいよ中身(鮭塩焼き)
パッケージの違いを楽しんだ(?)ところでいよいよ蓋を開く。
焼き魚以外は同じなのでぱっと見は大きな違いはない。
ただ、よくみると確かに小さな違和感が。
なるほど鮭の塩焼きである。
ちなみに鮪の漬け焼きはこんな感じに収まっていた。
鮭の塩焼きをご飯の上にご登場願うとこんな感じ。
結語(及び味の感想など)
弁当としての変更点は鮪漬け焼きが鮭塩焼きになっただけ、といえばそれだけなので食べて受ける印象が大きく変わったわけではなかった。
鮭の塩焼きもよくある味といえばよくある味だった。
よくあるほか弁の鮭の塩焼きよりも身が締まっていて密度が高いように感じたのはさすがに贔屓目だろうか。
シウマイ弁当といえば食べ方のルーチンが色々あり、そんな色々な方の食べ方を集めた同人誌が大きな話題になったこともご存知の方が多いだろう。
おそらく横浜にある程度の期間住んでいる人の多くが何かしらのルーチンを意識しているかはともかく持っているのではないかとも思う。
少し甘みもあった鮪漬け焼きが、概ね塩味の鮭塩焼きになったことで、そんな色々な人のルーチンに影響があったりするのだろうか。そんなことを考えながら食べるのはなかなかに面白かった。
鮭の塩焼きがはいったシウマイ弁当の発売期間は2022年8月23日までとのこと。もう一回くらい食べておいても良いかもなぁ、などと思っている。
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