人生が二度あれば 「音楽」:フォークソング

アーティスト: 井上 陽水
リリース: 1972年5月1日
レーベル: ポリドール
ジャンル: フォークソング、 フォークロック

 父は今年二月で六十五

 顔のシワはふえてゆくばかり

 仕事に追われ

 このごろやっと ゆとりができた

 父の湯飲み茶碗は欠けている

 それにお茶を入れて飲んでいる

 湯飲みに写る

 自分の顔をじっと見ている


 人生が二度あれば この人生が二度あれば
 
 
 母は今年九月で六十四

 子供だけの為に 年とった

 母の細い手

 つけもの石を持ち上げている

 そんな母を見てると人生が

 誰の為にあるのかわからない

 子供を育て

 家族の為に 年老いた母


 人生が二度あれば この人生が二度あれば


 父と母が こたつでお茶を飲み

 若い頃の事を話し合う

 思い出してる

 夢見るように 夢見るように


 人生が二度あれば この人生が二度あれば 



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『断絶』は、日本のミュージシャンである井上陽水の1枚目のアルバムで、
  アンドレ・カンドレとして活動していた井上が、
井上陽水の名義で再デビューを果たした作品です。

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