2019/09/01新潟記念予想

宝塚記念以来の2発目の真面目な記事になります。お久しぶりです。
暑い夏も一段落といった気温のこの頃ついに夏競馬も最終週となってしまいました。
来週からはクラシックへ向けた各厩舎の大本命もチラチラデビューをしてくるみたいですがそれは機会があればのお話で今回は新潟記念ピシッと激動の夏を締めくくっていきましょう。

さあこちら新潟の2000m戦でございます。
私はよくレースを1年の何に相当するか、と言えば言い過ぎですが、どういうレースかから考えます。

さあこちらスマホで適当に書いてるのがバレる画面ですがサマー2000シリーズの今のランキングです。
つまり、カデナが逆転の1発をかけているわけですよ。サマー2000は3000万強の賞金が出るためとれたらGIIIもう一個ついてきたくらいの最高のお得感なので皆様もちろん狙います。

次の着眼点です。ここを僕は今回1番強調したい所なんですが、この新潟記念は秋の東京開催に最も近い左回りの重賞です。
何故こんなことを取り上げるかというと今回の新潟記念、いつになく異様なポイントがあります。
上がり馬が多すぎるんです。

そりゃもちろんハンデ戦なので上がり馬はぜひ狙いたいところなんですが、今回集まってる面々をどう見てもハンデが軽くなるから〜やここなら相手が軽いから〜、ローテの都合がいいから〜といった馬よりもここをしっかり走らせて秋の重賞戦線、願わくばGIへここから羽ばたきたいという思いが伝わってくる馬が非常に多いんです。

どの馬もそうだろと思われるのは当然ですが上がり馬たちの過去の着順でなく人気を見てみてください。
誰も彼も人気が先行しがちなんですよね。それはもちろんデビュー前から素質馬と歌われてきた馬とデビュー後素質を認められこれは重賞級だと太鼓判を押された馬達に違いないないんです。

過去レースもちろん私も振り返りました。
でも今年は流石に集まり方が異様と言わざるを得ません。
ここからGIに行く馬は4.5番人気くらいだろうと買った方がいいでしょうというレベルのメンバー構成です。

さてさて閑話休題
まとまりきらないのは承知でまずは人気馬の話からしましょう。

まずは目下1番人気のレイエンダです

みなさんご存知あのレイデオロの全弟でデビュー前から世間を賑わせた彼ですが2歳の時は不運な怪我でクラシックに乗ることは出来ませんでした。

復帰直後はやはり菊花賞候補かとも思われましたが

セントライト記念2着から調子がふるわず今年6月のエプソムカップにて初重賞勝利となりました。

この馬の重要なポイントはおおまかに2つあります。
①競走センスの良さ
②末脚の鋭さ

1つ目に関してはセントライト記念を初めこれは大物に違いないと思わせる古馬のようなレースですが2つ目は東京新聞杯に見られる走る気になれば異次元の末脚を隠し持っていることです。

キングカメハメハの産駒にしては珍しいタイプでやはり母ラドラーダが素晴らしい母親なのでしょう。

ただし今回この馬を嫌いたいと思っています。
その理由は人気の理由であろう前走のエプソムカップです。
このレース今まで追い込み一辺倒だったサラキアとレエインダがレースを引っ張る誰にも読めなかったであろうレース展開となりました。
この週の東京は、いえ正確にはこの開催の東京は酷いと言ってもいいくらいの前残り馬場でした。
いくら不利があったとはいえ同距離同コースであのアーモンドアイが差し損ねるような馬場です。
とにかく時計ははやくしかもこの日の悪天候により前に行かなくてはそもそも話にならない、そんな競馬でした。
その中でまさかのサラキアの逃げそしてレイエンダの番手追走。
もう意味がわかりませんでした笑
しかもレースはスローペースで前にさらに展開がむくことに。

初めての番手競馬でしっかり価値切ったのはレエインダのセンスを褒めるべきところですがいくらなんでも偶然が重なりすぎていて再現できるとは思えないのが今のところです。
ちなみにキングカメハメハ産駒の馬券内率はここ10年0…

さくっと次のユーキャンスマイルに…

この馬もキングカメハメハ産駒だから合わないって言うんでしょ。と思いきや
この馬、切れ味あるんです。
ムードインディゴの産駒ってただのスタミナタイプではないのが難しいところで最近でいえば春天をこなしたフィエールマンと同じだと思っています。流行りのSS×ミスプロですね。血統博士ではないのでこの辺はさらっと。

ただ軽視したいのは重賞勝ち馬でここが勝負ではないからです。
ハンデ戦において秋に向けての始動の一戦は斤量背負わされますし、秋天に向けてのレース選択だと思ってます。

軽視する理由が弱い。
そうなんですが、今年1番のネックは上がり馬が集まりすぎたことです。

先にも述べた通り実績こそまだないもののGI級になれる馬が集まりました。

やはり目指すは秋天出走!

今朝の段階でのオッズです。
本音を言えば上がり馬全員買いたい。
がそれでは儲からない………

とりあえず一人消しましょう。
着るならジナンボーでしょう。
自在な脚質を持ち強い競馬もしてきた上に母アパパネ父ディープインパクトの金子配合の結晶といってもいいこの子。
しかしこの馬の1番強いところはダートもこなせるのではと思わせる重たい馬場でのタフさです。
直線長い当コースはその強みがいかせそうですがなにしろテンが遅い。
相手に恵まれて先行してこれた点が否めません。
今回の新潟フルゲートでつけれて8番手くらいではないでしょうか。
出していけば前目に付けれるでしょうがこの階級でこの相手でそんなレースをすればまず厳しいです。
後方から切れる脚を使うかと言われるとそういう馬では無いので残念ながらここは展開に恵まれないかと。

………
もう切れる馬がいなくなってしまいました……

仕方がないので上がり馬以外の子達をさらっと

クリンチャー なぜここにでてきたのか分からない…適性一切無しトップハンデ。1円もいりません。

ダイワキャグニー 一時期は第二のキタサンブラックになり得ると思っていた馬。レース選択が下手すぎてピークを棒に振ってしまった。トップハンデタイで何故新潟記念なのか…本当にレース選択が下手。

サトノワルキューレ 2000mは忙しい フローラ勝ちがあるがあれはペースに恵まれおり、2400より長い方がよい。

ブラックスピネル ドスローの展開を先行してのみハマる馬。前がごそっと残る馬券を買うならヒモまで。

カデナ 4回コーナー回るコースが得意なのは明らかで、サマーシリーズ取りに来てるにしてもここはさすがに相手が悪く適性もない。メイチ仕上げでどこまで迫れるか。

というわけで印をふるなら
◎フランツ
○アクート
△サトノキングダム、カヴァル
☆センテリュオ

です。

1度も触れてないセンテリュオが入っている理由です。
新潟記念2003年まで遡って見ました。
ペースは年によってバラバラですが共通してるのは同じ位置から競馬している馬が掲示板を占めていることです。
つまりペースによって有利な位置取りがハッキリしてしまう訳ですね。
レイエンダやジナンボーを消しだと言った補足理由にもなりますが前目につけた馬が最後全部交わされると読んでいます。
逆に外れるなら全く逆の目になりそうですが😅
今の新潟はとにかく切れ味勝負です。
先週の新潟2歳のようなペースになれば前が有利ですが2歳戦のような展開には古馬重賞はなりません。ロングスパートできる子も多いのでかなりキツイ叩きあいになるでしょう。
ここで狙うべきはフランツ。
母ロベルタは音無厩舎がずっと引き受けているノーザン期待の配合です。
この馬とにかくキレるんですよね。馬の完成度としては7割もまだないでしょう。しかし春のGIで活躍してもらう為にはここは賞金加算しておきたいところで内容によっては秋天でも本命打ちます。
調教は動かない馬なので気にしなくて大丈夫で、まだ皆さんが半信半疑でオッズ妙味がある今回しかこんなオッズでは今後買えないでしょう。

前走の勝ち方が異次元でミドルペースの高速馬場で前二頭の叩きあい
後ろは絶望的な状況からただ一頭後方2番手からごぼう抜き

着差こそないものの別格のレースでした。

この馬に本命を打つとなると必然的に同じ位置から競馬する馬を相手に選びたいためにこの相手選択に。

サトノキングダムは先行競馬が目立ってはいましたが一枠を引いたため石橋がインづきするとは思えず1段控えて外に出そうとするだろうと。

長々と書きすぎてまさかのここで私は私用で時間切れ😱

書き足りないことは多々ありますが最後に私の買い目を載せておきます

レース直前での買い足し分は載せられませんがこれは当たる…はず(?)

では今年も暑かった夏お疲れ様でした。
このレースから秋のGIを盛り上げてくれる馬が多く出ることを願って終わります。

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