私はいったい仕事を通してどんな世界を実現したいのだろう(前編)

私はいったい仕事を通してどんな世界を実現したいのだろう
もう少し具体的に言うと、
私は、仕事で自らが行ったことを通じて、どのような社会のあり方やどのような人間のこころの動きを発露・促進させたいのだろう

この問いに対して、
今回と次回の二回にわたって考えていきたいと思う。

この問いについて考えようと思った理由は、三つある。

第一に、この春入社した会社が行っている事業は、人の豊かさに寄与する素晴らしいことなのに、「なぜその仕事をするのか」という経営の根幹の部分について、会社自体が十分に深堀りできておらず、その素晴らしさが外の人たちに対してしっかり伝わっていないことが非常にもったいないと感じているからだ。ちゃんと伝われば、開放性の高い顧客と出会う機会も増えるのではないかと予測している。

第二に、これからの未来を面白いものにしようとしている人たちと私はこれから一緒に仕事がしたいから、その人たちと対等に話せるようになるためにも、自分は仕事で行っていることを通じてどんな未来を創りたいのか、どんな面白いことをしたいのかを言語化しておく必要があると感じたからだ。

第三に、AIの進歩が目覚ましい昨今の情勢を受けて、人間にしかできない仕事は何か、人間の喜びはどこに生まれるのか、について思いを巡らせたとき、その答えの一つに、
「自らの身体を通じて現場で経験したことをベースに立ち現れる考えや問い、発見した課題を基に、作りたい未来像を共有しあえる仲間とともに、作りたい未来を全力で作りにいくこと」
があると確信したからだ。

以上のような三つの理由から、
私は、仕事で自らが行ったことを通じて、どのような社会のあり方やどのような人間のこころの動きを発露・促進させたいのだろう
という問いについて、考えてみるべきだと思ったのだ。

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前提として、私は企画営業職である。
仕事内容は、大きく分けると二つある。

一つ目は、行政のプロポーザル案件を取りに行くことだ。
プロポーザル案件とは、自治体(県や市町村)が求める事業(製品、サービス、イベント等)について企業に提案を求め、最も優れた提案をした企業がその案件を取り、提案した事業を行うという一連の流れの仕事を指す。
この仕事で私が期待されていることは、自治体が行う公的なイベントの運営権をプロポーザルで勝ち取っていくことである。

二つ目は、奈良県を拠点とする旅行会社として、県内のディープなツアーを企画することだ。

つまり、上の二つの仕事を腰を据えて行うということは、私は「企画」と「提案」のプロを目指していくということだ。


それでは、続く後編では、仕事で自らが行ったことを通じて、どのような社会のあり方やどのような人間のこころの動きを発露・促進させたいのかという問いに正面から応えてみたい。

後編では、この問いに対する現時点での私の考えを論じ、
それを実現するためにはどんなスキルや環境が必要なのか
について考えていきたいと思います。

興味を持った方は後編も読んでみてください!(^^)


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