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切り口で見せ方を変える

これは先日ふと思い出したのですが・・・。

映画のCM、TVでやってますよね?特に洋画。
何かの賞を取って話題のタイトルや、有名な監督が制作したものや、人気の俳優さんが主演のものなど。

あれ、切り口を変えて複数CMを作るんですって。
(どこかWEB上で読んだ話です)


例えばハリウッドで制作された、冒険あり恋あり謎解きあり(全部盛りw)の超大作だったとすると、

「総制作費〇億円!今世紀最大のアクション大作!」

「極限状態の中でさえ、どうしようもなく惹かれ合う。究極の恋のストーリー」

「歴史の表舞台から抹殺された真実が、ついに暴かれる。その鍵は、たったひとつのDNA・・・!?」

( ↑ 今適当に考えました(笑)どんな映画や。。。)

みたいな感じでキャッチコピー変えて、切り取る場面もそれに合わせて変えて・・・って感じで。


読んだ当時は「へぇ~」としか思わなかったけど、コピーライティングをかじった今思い出すと、なかなか興味深い話。
アピールしたい層に合わせて、複数作るんですね。

切り口を変えたCMだけ見ると、同じ作品とは思えないかも。
でも、その人の惹かれるものを観に来た先は、同じひとつの作品なわけで。
なんだか面白いです。

見せ方(切り口)によって、全く違うもののように見せられる。
これもコピーライティングの魅力のひとつ。
まあ、実際はひとつの作品がひとつだけの魅力とは限らないわけで。余すところなくその魅力を表現するとするなら、結局こういうこと(切り口をたくさん作る)になるのかもしれません。

WEBコピーライターとしての腕が上がっていけば、どなたかの本のプロデュースなど、自分で切り口を提案するお仕事もできるかもしれません。
ちょっとワクワクしますね♪





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