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ピュアニッケル

 
 昨日とても感動したので残しておきます。
ギターの弦についての話です。なんでそんなターゲット層狭い話する?と思った方。私も思ってます。化粧水とか下地の記録した方が絶対タメになるよね、とか思っている方。私も思ってます。

 それでも私の感動を止めることができなかったもの。 
それはエレキギターの弦です。

 いつもはアーニーボールというギラギラした明るい音の弦や、エリクサーという高いですが、新品のような音が長持ちする弦を使います。エレキやアコースティックの弦は腐食によって音質が変わります。基本鉄なので。

 私は今まで、アーニーボールが一番素敵な音が鳴るし、便利だと思っていました。しかも全国的に売られています。ただ劣化が早いし弦交換が面倒なのでエリクサーを使うようになっていた、という状態が続いておりました。

 そこで、証明写真をとるついでになんとなく立ち寄った楽器屋さんでは50種類くらいの弦が売られていたのを見て、じゃあ今日は新しいタイプのものをと思い、「ギブソン・レスポール」とか書いてあるギブソン製の弦を買いました。
 ギブソンとは、世界的ギターメーカーの老舗です。
 
 そんなこんなで貼って鳴らした瞬間、驚きました。
 「なんかすっごいモチモチしてる。」と。
 今まで鳴らしたことのない、まとまりと高いギターによくあるふくよかで奥行きのある立体的な音。と言っても伝わらないと思うので言い換えましょう。
 マクドナルドとモスバーガーくらい違います。バンズが。
それぞれでもちろん良さは別々にありますが、モスバーガーのバンズってなんかモチモチしてますよね?あんな感じです。
 そんなふんわり、モチモチ管楽器のような立ち上がりの音が簡単に出てくる。
 今までは、どちらかというと金属を打つような立体感だったのが、ついに吹奏楽器に変わったのです。

 素材を見るとピュアニッケルなるものが使われているそうです。前述のエリクサーやアーニーボールにはニッケルが使われています。これが一番の違いでしょうか。
 それとポールエンドの丁寧さも他とは一線を画してますね。リチャードココもこんな感じでしたが、私には合いませんでした。
 
 まあとにかく、ピュアニッケルの弦、今度レコーディングするときは第一候補です。
 



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