YouTubeチャンネル「ゲームさんぽ/よそ見」は、元々ライブドアニュースで配信していた「ゲームさんぽ」企画の担当編集部員だった「いいだ」さんが、ライブドアを退社したあと独自のゲームさんぽ企画として立ち上げたチャンネル。
「ゲームさんぽ」のオリジナル企画自体は「なむ」さんが作ったもので、なむさんはゲームさんぽという企画の枠組みをオープン化して、条件さえ満たせば誰でも同じ企画をやれるようにしたので、現状「ゲームさんぽ」動画を投稿しているチャンネルは、なむ氏運営の「なむ」チャンネル、いいださん退社後、残った社員でゲームさんぽ企画自体は続いている「ライブドアニュース」チャンネルなどいくつかあるけど、個人的にはライブドアニュース時代から見ていたいいださんのゲームさんぽ（現「ゲームさんぽ/よそ見」チャンネル）が声馴染みもあってか一番好きかもしれない。

 「デトロイト×精神科医（名越康文）」は、ライブドアニュース時代になむさんが案内役（このときいいださんは編集部員として企画編集担当）になって同じ企画をやっていたものの、続編が諸般の事情でお蔵入りになっていた企画を「ゲームさんぽ/よそ見」で改めてやっていく企画（この動画内で語られているが、いいださん曰く、当時、録音はできていたが録画が全くできていなかったのがお蔵入りの主因らしい）。

見た目上はほぼ人間と同じように見え、また、思考上も人間と同じように考え、行動することができているように見える、ただし、通常、人間に逆らうことは無いとされるアンドロイドを誰もが日常的に所有する近未来の物語を描いたゲーム「デトロイトビカムヒューマン（Detroit: Become Human）」をプレイしながら、そんなアンドロイドやゲームの中の世界の住人、世界観を、プロの精神科医である名越康文さんが分析、考察していく形でプレイは進むのだけど、名越先生の分析や考察が毎回深くて、毎回知的好奇心を満たされるし、驚かされる。