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聴いた曲を紹介する日記(2023年5月31日)第81回:Dancing Mad/CHOCOBO BAND

Dancing Mad/CHOCOBO BAND

昨日の「アナザーゴッドハーデス解き放たれし槍撃」の「残された光」のシンフォニックメタルなサウンドに続いて、今日もシンフォニックメタルなサウンドの曲を。

ファイナルファンタジー6のラストバトル曲「妖星乱舞(Dancing Mad)」の、ファイナルファンタジーのカバーを中心に活動するイタリアのシンフォニックメタルバンドCHOCOBO BANDによるカバー(原曲作曲者は植松伸夫)。

「ゲーム音楽の生音、生演奏バージョンへの落とし込みの翻訳」「その翻訳を忠実に演奏、パフォーマンスする技術」が完璧で、原作、原曲への愛とリスペクトをひしひしと感じるし、シンフォニックメタルのサウンドと、その重めのサウンドに負けない力強い男女オペラボーカル、かっちょよすぎる。
オリジナルとは別物ではあるのだけど、「元の素材に基本的に忠実に、しかしスーパーファミコン音源では不足していた音の厚みをアップデートして、きっと音源に成約のない現代ならゲーム上で実際にこのアレンジが鳴っていても全く違和感がない」感じ。

まあ、これは「ゲーム音楽作曲家本人が後にゲームハードの音源に囚われない生音アレンジを発表した時の意外なガッカリ感」の話とも絡んでくるのだけど、その話はまた別の機会に(本曲や植松伸夫氏が必ずしもそうだというわけではありませんが、ゲーム音楽の生音アレンジ、大抵打ち込み→生演奏の都合上、また、本人の意向などで、ガッツリ編曲が変わっていたり、そもそも方向性が全く異なるアレンジになっていたりしがち)

曲自体は2020年に発表、配信されていたけど、ちょうど先日後半パート(PT.Ⅱ)のMVも公開されたので、知らなかった方はこの機会にぜひ。


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