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聴いた曲を紹介する日記(2023年5月20日)第70回:裸足でSummer/乃木坂46

裸足でSummer/乃木坂46

先日2日間に渡って東京ドームで開催された卒業コンサートで、乃木坂46で約11年半アイドルを続けた齋藤飛鳥さんがグループから完全に卒業した(卒業発表、冠番組「乃木坂工事中」でのバナナマンとのツーショットトークとファンへの挨拶は昨年末の話ながら、運営としては卒コンは声出し解禁後の今の時期にやりたかったみたい)。
乃木坂46の結成初期から追いかけてきた人間としては、既にもう気持ちとしては落ち着いているものの、最後の一期生の卒業はやはり胸に来るものがある。

個人的に思う「グループアイドル論」として「ずっと卒業しなくてもええやん」という気持ちがあって、これは特に自分の好きな、そして最低限運営がちゃんとしているように見える坂道系の空気感ゆえに思うことなのかもしれないけど「ライブにフルで出なかったり握手会にフルで出なかったり、活動が限定的でも籍だけ置いてアイドル仕事も外仕事もやったらええやん」という気持ちがあったりもするのだけど、まあ、こればっかりは本人の気持ちが一番大事なので仕方ない。
齋藤飛鳥さんは何度も選抜、センターの実績があるので「満を持して卒業」という感じではあるのだけど、選抜未経験あるいは選抜経験が少なかったり、正直グループ全体から見た場合に人気筆頭という感じでもないメンバーの卒業発表があると、複雑な気持ちになってしまうし、前述のとおり「本人の気持ちが一番」なので本人に直接言うことはないけど(でも、こうして書いてしまうけど)「続けてる限りは勝ちだから!」みたいなことは思ってしまったりする。

「裸足でSummer」は齋藤飛鳥さんが初めてセンターに選ばれた乃木坂46の15枚目シングル表題曲(年齢的に若く、また、おそらく本人の能力ややる気の問題もあったとはいえ、齋藤飛鳥さんが15枚目までセンターに選ばれず、選抜とアンダーをいったりきたりしていた歴史、今振り返ると凄い話だし「乃木坂46の歴史の一端!」という感じ)。
今の「乃木坂46」表題曲の基本フォーマットになっている印象のある、所謂ベタなアイドル曲らしからぬ「僕と君の間の物語に終始しない」壮大で美しい世界観の楽曲イメージは、その前の「何度目の青空か?」や「命は美しい」などで形になってように思っていたので、ここで一旦また良い意味でベタな(ノリやすいし、コールも入れやすい)アイドルソングを持ってくるかあ……と驚いた記憶がある。


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