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僕が見たかった青空による「制服のマネキン」のカバー:見た動画を紹介する日記(2023年12月20日)第184回

「乃木坂46の公式ライバル」という立ち位置で始まったアイドルグループ「僕が見たかった青空」通称「僕青」による乃木坂46の代表曲のひとつと言ってもいい「制服のマネキン」のカバーMV。
乃木坂46も当初は「AKB48の公式ライバル」という立ち位置でスタートしていて、AKB48の「会いたかった」に歌詞もメロディもパフォーマンスもあえてかなり寄せた「会いたかったかもしれない」を結成初期にリリースしているのだけど、僕青の「制服のマネキン」のMVは、カバーというだけでなく、明確に「完全コピー」を意識して作られていて、乃木坂46版「制服のマネキン」のMVと同じ振り付け、同じセット、同じカット割りなうえに、オケのサウンドも、流用ではないのにしかしおそらくあえて全くアレンジせず同じ譜面、同じ編曲意識で作られているのがポイント(なんせ初聴ではオケをそのまま流用したカバーかと思ったほど)。
しかし、ミックスの違いか、動画用の圧縮の影響か(乃木坂46版もMVとリリース音源で音がわずかに違う)、僕青版は乃木坂46版と同じく百石元氏が編曲していて、譜面的にはほぼ完コピと言ってもいい出来ながら「イントロのシンセの音色が違う(なぜか明確に違うのはイントロの最初のワンフレーズだけなので余計に気になる)」「ドラムの音色が違う(スネアの音が強調されて所謂「ウンタン」のリズムがはっきりした分、全体として流れるようなサウンドではなくなってしまった)」「主にサビに使われている鉄琴のような音が強調されて高音が刺さる感覚の音になってしまった」など、ほぼ完コピであるがゆえに随所に気になる箇所がある感じのサウンドになってしまっている……というのが自分の正直な印象。
あくまでも個人的な感覚なので、まあ、気にならない人は気にならないのかもしれないし、違いがわかったうえでこっちのサウンドのほうが好きという人もいるかもしれない。
耳の感性は人それぞれ違うし、自分だってめちゃくちゃ耳が良いというわけでもないはずなので、他の人の意見も聞いてみたいなあ。

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