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聴いた曲を紹介する日記(2023年4月28日)第48回:どうしても君が好きだ/AKB48

どうしても君が好きだ/AKB48

「聴いた曲を紹介する日記」、日付以外に先日から回数をタイトルにつけるようにしたら、数字が増えていくことでテンションが上がってモチベーションアップにも繋がりそうで良い感じ。
気がつけば48回目なのでベタに(?)AKB48(46回目はまだきちんとカウントしてなかったので坂道系を取り上げなかったのが悔やまれるけど、坂道系はわりと取り上げてるのでヨシ!)

AKB48、ネガティブな言い方をすれば「既に国民的アイドルグループ」という立ち位置ではなくなっている印象もあるけど、しかしその結果、のびのび「アイドル」をやれてる感じがあって、個人的には今の雰囲気のほうが好き(「総選挙」イベントがなくなって、選抜システムはあるものの、過激な争いがなくなったことも大きいかもしれない)。
楽曲制作、秋元康の歌詞制作にどのくらいその「意識」が反映されているのか、そもそも反映しているのかいないのかもわからないけど(現実的な話としては、今の予算は全盛期よりは少ないはず)、最新曲「どうしても君が好きだ」には「国民全員にウケる大衆曲」よりは「AKB48なりの全力アイドルJ-POP」を目指したように思える良さを個人的には感じている。

全盛期のAKB48の表題曲の印象は、同時に今の乃木坂46の表題曲に対する印象と懸念でもあるのだけど、「国民的アイドル」に近づけば近づくほど、楽曲の中の物語は多くの人の共感を得られるものになる一方、世界観の濃密さは希釈されてしまう印象があって、それはもしかしたら「国民的アイドル」という立ち位置と引き換えのものなのかもしれない……ということを以前からずっと考えていたりしたのだけど、「どうしても君が好きだ」には、「王道アイドルソングらしさ」を感じていて、自分的には「こういうのでいいんだよ、こういうので」という気持ち。
やっぱりAKB48は「私と君」「僕と君」の狭い関係性の世界で「好き」「愛」「ラブ」をストレートに歌っているのが似合うと思う。


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