従来のVTuberは、それ自体は2D/3Dのアバターデータでしかなく、どうしても画面内に収まらずをえず、キャラクターが現実の何かに直接触れたり干渉したりするのは擬似的な形でしかできなかったのだけど、そこに「肉体は現実のままで顔だけバーチャル化=部位Tuber」という形で革命を起こしたのがVTuberのおめがシスターズ。

絵面的にはシュールで少し面白くもあるのだけど、この形を取ることで、現実の手先や指先を見せても違和感がないので、工作動画や開封動画などをVTuberの形で自然に見せられるし（全身VTuberだと、キャラクターが擬似的にやっているようにしか見せられなかった）、現実相手でもVTuber（全身）相手でもコラボしやすいというメリットが大きい。

そもそも現実の人間の表情や動きをリアルタイムにアバターに反映させるVTuberの登場時点で未来を感じていたけど、部位Tuberは、その中で新たな地平線を切り開いた存在、技術といって良いと思う。