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好奇心の本棚

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崩れる本棚のウサギノヴィッチとPさんによる競作エッセイ。 5の付く日はPさんが更新。10の付く日はウサギノヴィッチが更新します。
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記事一覧

ウサギノヴィッチに関する重要なお知らせ

ウサギノヴィッチに関する重要なお知らせ

 どうも、ウサギノヴィッチです。

 今日は、みなさんにお知らせがあります。

 本日、3月31日をもってウサギノヴィッチとしての活動を休止したいと思います。

 理由は、ここ最近のぼくの周りの環境が変化が著しく変わることによって、メンタルが追いついてきてないことが一番の理由です。それによって創作に集中できていないのが現状です。今も久しぶりにパソコンを開いて文章を書いているのですが、上手く説明でき

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脳科学のモジャモジャ(Pさん)

 記憶力を上げようと思った。
 頭の中に、豊かで精巧な世界がなければ小説が書けない。
 しかし、僕は自分でも致命的と思うほど記憶力が悪い。
 興味のある分野だったら、なんでそんなこと覚えているのかと不思議になるほど覚えていることもあるが、反対に興味のないことに関しては、常識的会話が通じないくらいに知らないことが多い。
 芸能人、音楽関係は特に弱い。この間、職場にカラオケ機が置いてあって、パートのお

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虫垂炎体験記(ウサギノヴィッチ)

虫垂炎体験記(ウサギノヴィッチ)

ただいま。

この前まで、虫垂炎で入院をしていました。
詳しいことはラジオの方で話しました。

繰り返しになりますが、それについてと病院での生活についてを書いていこうと思います。

序盤の方はほぼほぼ記憶がなくて、とにかく関係者に連絡をしなくてはいけないということだけで崩壊した日本語でメールやLINEしていました。
最初の方は中々、体調の方が治らず、その中でもぼくの記憶は混濁したまま、ただ点滴を打

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自転車で徒然る(Pさん)

 自転車に四時間ほど乗った。後日話題にすると思う。前にも無理な自転車旅みたいなのを学校卒業後の暇な時期にやってて、今復活させているのだがさすがにずっとママチャリで同じことを続けることもないと思い始めている。まだ今のチャリは使えそうだ。しかし壊れた時に次にロードバイク風のやつとか、電動アシスト付きとかを買ってもいいんではないか、と、三時間ほど漕いでいて思った。しかし、いくら自転車を変えても四時間漕い

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ウサギロス(Pさん)

 ウサギノヴィッチが、入院してからもう何週間か経つ。
 私は、完全にウサギロスに入ってしまった。
 というのも、精神的なロスは措くとして、五日ごとに書いて交わしていたこの「好奇心の本棚」、それからほぼ毎週更新されていた「崩れかけのラジオ」、そして月一回行っていたその収録、さらには偶然ながら集稿や準備の時期が被ってしまった「崩れる本棚」、本誌とサークル活動の全般が、これ全て停止してしまうことを意味し

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古井由吉の思い出(Pさん)

 Pさんです。

 昨日、古井由吉が亡くなったというニュースがあって、一作家が亡くなったという知らせにしては驚くほどの量の人がそれに対してコメントしていた。
 僕は古井由吉の著作を読んだのは全著作中半分以下だから、なにがしか語るのは気が引ける。
 作家で面白いコメントを出していたのは吉村萬壱で、ツイッターで

古井由吉さんには「読者の中にはエッセイしか読まない人もいるから、決してエッセイの手を抜か

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ウサギさんの代筆(Pさん)

 Pさんです。
 諸事情によりウサギさんが文章を書けないので、ここに代筆します。
 ウサギノヴィッチという人の作風をマネして、なんか書こうと思ったけど、うまく行かないので止めました。これだけ長くやっているけど、いざ文体模倣しようと思うと難しいものです。
 ウサギノヴィッチさんが、なぜ今回書けなくなったのか。それを説明するには、まず印鑑からシヤチハタに進化した、ハンコの歴史について説明しなければなら

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自己分析(Pさん)

 Pさんです。
 今までたぶんなかったことと思うが、四日間も好奇心の本棚を休んでしまった。
 先日の、ウサギさん他の友人と会ったときのことが、まだ尾を引いている。
 それから具体的に何かしたということはないけれども、小説と、今書くことについてやっている活動のあり方を、何かしら変えられたらという思いが、強くある。
 今年のはじめに、今年は読むことを今までの何倍も強化してやろうと誓って、その通りに出来

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ぼくが1日遅く書いた理由(ウサギノヴィッチ)

ぼくが1日遅く書いた理由(ウサギノヴィッチ)

 一日締め切りが遅れている。
 それは知っている。
 じゃあ、なぜ、それを慌てて、急いで、穴埋めにいかないのか?
 それは手がワニに噛まれているから。
 今日は休みだから静岡にあるバナナワニ園にハニーを連れて行ったら、ワニはみんな暇そうにしていた。そこで「バナナワニチャンス」とイベントをやっていて、素手でワニにバナナを食べさせることができたら、バナナワニ園永久無料パスという企画だった。それを見たハ

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1月30日(ウサギノヴィッチ)

1月30日(ウサギノヴィッチ)

 なんも考えてない。
 今日が来るな、来るなと思って生活していたけど、これとしておっきい自分的なニュースがないので書くことができない。
 小説も書けないでいるし、読めないでいる。数日後にはラジオの収録なのに課題本でさえ読めていない。
 今日は、あんまり、いや、ほとんど血のながりのないおじさんのお通夜で、両親が帰ってくるの遅くなるから適当に食事をしようとして、メバチマグロを一匹食べようと思ったら、「

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目がテンと人生(Pさん)

 例の「目がテン」の連投を続けて、二週間弱になる。大変ではあるけれども、何というか、日々が濃いものとなって流れる、頭の中で趣味の方がウエイトを占めて日々が流れるというのがありがたく、最近仕事で嫌なことがあったけれどもまあ何とかやり過ごすことが出来た。
 深沢七郎が言っていたけれども、「生きているのはひまつぶし」というのがじつに沁みてくる。なにかやり切れなさと目的のなさみたいなものを人生全体は抱えて

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バラして、組み換えて、やりなおす(ウサギノヴィッチ)

バラして、組み換えて、やりなおす(ウサギノヴィッチ)

 ラジオの編集中に書いてます。

 興味ない人には興味のない話をするが、今年の初めにぼくのマガジンで掌編小説を何本かあげた。
 あれに対して感想が来るはずもないのだが、自分の中では個人的な手答えを感じた。どうでもいいこと、出鱈目なことを書いて物語を混乱させていく、それが楽しくてしょうがない。
 んで、いきなりそんな個人的な感触だけで、新人賞の原稿を書いている。ただし、そんなに掌編みたいにしっちゃか

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散歩の再開(Pさん)

 趣味の散歩を再開した。
 散歩が趣味だったのははるか前で、もう五年くらい酔狂な散歩は行っていなかった。今日それをやったけれども、案外いいものだと思った。
 いつも迷って仕方がない本の表紙も、散歩中に撮った適当な写真にしてしまえばいい。
 散歩は、言ってしまえばつまらないようだけど何だか印象深い光景がどんどん降り積もることと、頭の中で何らかの考えが沸いてくるのと、第一に健康にいいので、何かしら結果

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隣の芝生は、広大なモンゴルだったら、そりゃ青くて広いよね。(ウサギノヴィッチ)

隣の芝生は、広大なモンゴルだったら、そりゃ青くて広いよね。(ウサギノヴィッチ)

 新年明けました。
 ことよろ。

 はい、というわけで、今年一発目の投稿なんですけど、Twitterで他人が読んでいる本が面白そうに思えるときってありませんか?
 いや、もっと抽象的な話でいいんですけど、ネットで見た他人のものを文章付きで紹介されると妙に購買意欲にかられませんか?
 ぼくだけかな?
 自分はそれなんですよね。Twitterで、読書垢で何人かの人が同じようなツイートしていると、「あ

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